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Chapter of Begine  作者: Tkayuki 冬至
異世界に迷いこんだ者達
50/71

冒険者ギルドへ!

感想ありがとうございました!



今回は短いです。











僕は盛大に勘違いをしていた。ハクさんを美少女だと思っていたのだが美少年だった。美しか合ってないじゃん。こう言うの何て言うんだっけ……男の娘か。僕の初めてが男だなんて……。でも本当に男なのだろうか?……あれ付いてるの?どう見ても美少女しか見えないんですけど。


「えっえっと……ごめんなさい」

「……気にしなくていい」


只今僕はハクさんと一緒に町に向かっています。ハクさんの頭の上にはディオンが僕の左肩にはギンがちょこんと乗っていた。


あの毒竜達はハクさんが爪と鱗を剥ぎ取っていた。どうやらお金になるらしい。あの毒竜の名前はバジリスクと言うらしい。聞いたことあるね。


そして僕の腕の中には薄紫の卵を抱えていた。この卵はバジリスクの卵らしい。大きさはダチョウの卵より少し大きい位だろうか。

何故僕がバジリスクの卵を持っているかって?

それはハクさんがバジリスクの遺体を剥ぎ取っている時に体内に一つ見つけたらしい。それを僕に押し付けたのだ。


「俺を男と間違えた罰だ!」


という理由でだ。ちょっと無理矢理感があるが僕に押しつけたのはそれだけではないらしい。僕はモンスターテイマーの素質があると言われたのだ。


モンスターを仲間にするには契約魔法をしなければならないのだがそれをギンにしていないと言うと驚いていた。それに僕は魔法の使い方が解らない為、ハクさんに協力してもらいながら魔法の使い方を教えてもらった。その後にギンに契約魔法を行い晴れて僕の仲間になったのだ。いきなり魔法を使用した為か少し倦怠感がある。魔法を使うと身体から何かが抜ける様な感覚だった。


それにしてもある疑問があった。


「あの、ハクさん。何でハクさんは日本語を話せるんですか?」

「俺の父親が日本人で小さい時に教えてもらった。」

「父親が日本人なんですか!?」

「何かおかしいか?」

「い、いえ……」


僕は酷く驚いた。まさかハクさんがハーフだなんて。……それにしても日本人の特長一切引き継いで無いね。こちらの世界の方が優勢形質なのだろうか?


「で、何で日本人がここに?」


黒髪黒目で日本語で話していたらわかるか。


僕はこれまでにあったことを全て歩きながら話した。よく考えてみればあの国の名前は聞いてなかった。その失態に気づいてしまうがハクさんは王様の名前を聞くと僕がいた国名がわかったようだ。


「多分……オーブリットだ。確かここから北東部にあるが……かなり遠い所から流れてきたんだな」


それと織田信長、ガラハットの事についても聞いてみた。


「ガラハットは知らないが織田信長は知っている。過去の偉人だな。この世界の者なら子供でも知っているぞ?」


どうやら織田信長さんこちらの異世界では超有名らしいです。イケメンで歴史的偉人だなんて羨ましい!


「……そろそろ町に着くぞ。悠、お前はどうする?」


ハクさんの質問にハッとする。そうだ、町に着いても何をすればいいかわからない。それに地球には戻らないって伝えたし。


「……どうしよう」


そう心の声を溢してしまうとハクはある提案をした。


「冒険者ギルドに行くか?小さな依頼をやっていけば稼げると思うし……。」

「っ!?お願いします!」


冒険者ギルド、異世界にあるんだ!空想の話だと思っていた!少しテンションを上げながら僕はハクに連れられてその場所へ向かうのだった。









さて、悠君初めてのギルドに!

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