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Chapter of Begine  作者: Tkayuki 冬至
七天龍、緑剛龍ノ章
28/71

目には目を!歯には歯を!大きい者には大きい者です!

いや、また頑張りました!(自画自賛)


一応この物語は凄く長くなりますが最終話までの過程は殆ど考え終えています。


最近考えてるのがこの物語の未来も書こうと考えているんですよ。


まあ、本当にできるかなーと思ってはいますけとね?わかってますよ、本当に…多分(笑)



これからも長くなると思いますがそれでも見ようと考えている方、ありがとうごさいます。


私、頑張ります!!!


あと下手くそですみません…m(__)m


ハク達は洞窟の最深部に進む中、徐々に奥に行くに連れ空間がさらに広くなっていく。


そのさらに向こうには微かな光を見つける。


外の光にしては少し暗い。


注意を払いつつその光の元へ進んでいくと大きな広間に出てしまう。


その広間は東京ドーム位の広さと大きさで壁や床には結晶の様な鉱物が多く存在していた。その結晶には淡い光を放っている。


この鉱物の名前は光結晶(ライトクリスタル)と呼ばれるもので魔力を通すと光を灯すもので希少に見えるが以外とポピュラーな鉱物なのだ。


しかし光結晶は見た目によらず非常に思い。


奥深い場所で発掘されるがそれらを地上に運ぶには大変な為、冒険者ギルドに依頼が多いらしい。


しかしここの広間は光結晶の個数が非常に多い為か幻想的な空間になっている。


さらに広間の一番奥には一本の緑の剣が刺さっていた。


それを含めてこの空間に心を奪われる。


女性陣は空間の美しさに。


男性陣は空間の広さに。


そして聖獣達はは奥にある剣に注目していた。


「あれだよ!」

「あの剣は…私達…いえ、私達以上の力を感じます!」

「格上~?」

「下克上は難しい~?」


その瞬間、奥に刺さっていた剣が脈を打つように動いている。


まるでここに来たハク達に歓迎しているようにも見える。


又は彼らの中にいる誰かに敬意を払っているか…。


そしてその広間の中心に一体のモンスターが只すんでいた。


ミルは鑑定を行う。



ーーーーー


名前 ライム

種族 トランススライム

ランク S~


ーーーーー


「トランススライム!?大きさが別格じゃないですか!…まさか、私達が戦っていたのはあのトランススライムの一部だったんですか!?」

「ほう…面白い!」

「あちらはやる気満々ですね!」


ソフィア達女性陣は臨戦態勢になるがハクとマグナは奥に刺さっている剣にただならぬ気配を感じていた。


「「っ!?」」


その剣から放たれた殺気にハクとマグナは怯んでしまう。


「すまない、あのトランススライムの戦いは参戦できない。ディオン、シロ、ユキ、セツ、ソフィア達を頼む」

「ヴァリアスとスィエラもだ。俺とハクはちょいと離れるわ」


二人はソフィア達から離れ奥に刺さっている剣が見える位置に移動した。


トランススライムはスライム形態の状態でハクとマグナの移動を阻止しようとするが何かに呼び止められたように動きを止める。


そして奥に刺さっている剣を眺めると黙ってハクとマグナを見逃した。


「ど、どうして?」

「ソフィア様、落ち着いて下さい。ハク様とマグナ様も何かを思ってだと思います。…おそらくあの奥に刺さっている剣が原因でしょう。あの剣は…強い。」


ソフィアの肩に乗っているアイズは冷静に分析する。


「何でわかるんです?」


「ハク様とマグナ様がトランススライムを避けて奥に行きましたがその時に阻止する動きがありました。ですがまるであの剣に止められた様子でした。…あの剣がトランススライムの主でしょう。」


アイズは奥の剣とトランススライムを交互に見て、この二つに何か関係があるのだろうか、と思考する。


「それにしてもあの剣は何だ?とてつもないオーラだぞ?聖剣が何かか?」

「近いけど~」

「近くない~」


ヴァリアスとスィエラは奥の剣を見ながら答える。そしてディオンがさらに説明する。


「あの剣は聖剣でもないし、僕達聖獣とはまた違うね」


そもそも聖獣と聖剣の違いは殆ど無いのだ。

だがあの奥に刺さっている剣はまた違う存在なのだろう。


するとトランススライムはソフィア達に向かって魔力の塊を放ってくる。


だがソフィア達の肩にいるシロ、ユキ、セツの身体から白い魔力が溢れ出す。


「「「にゃー!!!」」」


白守猫達はソフィア達を囲む位の結界によって攻撃を防いだ。

白い結界は役目を終えたように消えていく。


防いだ事にトランススライムだけでなくディオン以外の者達は驚いた。


何せこんな手に納まる様な子猫が大砲と同等の威力を難なくと防いだのだから。


白守猫達は何時でも結界を張るスタンバイをしている。


遠距離からでは敵わないと思ったのかトランススライムはスライム形態から違う形態に変形してゆく。


「なんと…」


クレハ以外も絶句してしまう。


トランススライムが変形した姿は巨大な女性だ。


高さは約5メートルはあるだろう。


肌はトランススライムと同じ水色で一見してみればしっかりとした凹凸で人であれば美しい女性であるだろう。


巨大な女性に変形したトランススライムはソフィア達に向かって拳で何度も殴ってくる。


何度も繰り返す拳に白守猫達は白い結界で防いでいた。


反撃する暇もない状況であるが白守猫達は涼しい顔をしながら防いでいるが反撃する術は全く持っていない。


するとミルはある行動を行う。


「なら、目には目を!歯には歯を!大きい者には大きい者です!!!『召喚(サモン)!!!』」


後方から生み出された大きな魔方陣からトランススライムと同等の大きさを持つ者が現れたのだった。



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