世界が変わった日
初めて作品です
読み難いと思いますがよろしくお願いします
あぁお腹空いた
私の体験を聞いてください
皆さん日常はいつまでも続く退屈な物だと思っていませんか?
朝起きて、ご飯を食べて行動する、そして夜自宅に戻って睡眠をとる多少違っていても大筋は皆さんの日常はこんな感じだと思います
ですがどんな日常も少しの切っ掛けで変わってしまうものです、ただ私の切っ掛けは少しではなくて、とても大きくてとても腐った切っ掛けだったのです
三ヶ月前ある町での一角で死んだ人間が起き上がり人々を襲い始めたとテレビのニュースで放送されていたのを私はどこか映画みたいだなっと
どこか自分には関係と思いながら見ていた
だが私の感覚とは裏腹にこの事件はあっという間に世界中に広がっていった
やがて日常的に見ていた番組はすべて止まりこの事件の事だけを放送するようになった
そして私がこの家を離れる時にはテレビには砂嵐しか映さなくなっていた
私は数人の仲間達と共にゾンビから逃げている最中だった
「助けてくれ」
「こっちから声がするぞ」
仲間の誰かがゾンビから逃げている男を見つけたようだ
ジュキューン
私は武器の拳銃でゾンビの額を打ち抜いた、こうすればゾンビはもう動かない
どうやらこの男を追っかけていたゾンビはこの一体だけの様だ
「大丈夫か?」
「ありがとう、助かったよ」
「それは良かった、君は一人か?」
少し男の顔色が悪い
「あぁぁ・・・・・この前まで仲間と一緒だったのだが・・・・逸れてしまったようだ」
「そうか、ところで腕に血が付いているがそれはゾンビに噛まれたのではないか?」
「違うよ」
ゾンビの体液が体に入れば時期にその人間もゾンビになるのはどの話でも一緒だ、疑わないほうがおかしい
「すまないが服を脱いでくれないか」
「あぁかまわない」
男は服を脱いで血の付いた部分を見せてくれた
確かに噛み付いた後は見えないが包帯をしているようだ
「この包帯は血が付いているが大丈夫か?」
「これは前に逃げている最中に怪我をしてしまって、でも怪我をもう直っている」
男は包帯を取って見せてきた
確かに怪我は瘡蓋になっていて大丈夫のようだ
「分かったでは一緒に来るか?」
「あぁ頼むよ」
男が仲間に合流した
夜キャンプ場
「ぎゃぁぁぁぁ」
私は火の番をしていたら他の仲間が寝ている辺りから叫び声が聞こえた、私はいやな予感をしながら急いで仲間の所に向かった
仲間の所に着くとそこには地獄が待っていた
「ぐぅぅぅxぎゃぁぁあぁあぁあぁ」
仲間の一人がゾンビになって襲いかかってきた
「やめろ、くそ」
悔しいが私は仲間の額に向って発砲した
少し落ち着いてから確認すると先ほど助けた男は傷を負っていたようだ、包帯に目が行き細かい傷を見落としていたようだ
私は自分のうっかりで仲間を一瞬で失ってしまったようだ
一人になってしまったことを考えて少し泣いた
泣いてばかりもいられないそろそろ日が昇る、気持ちを切り替えて仲間を埋葬したら急いでここも離れないといけない
一人でこの世界を生きるのあまりにも過酷だから、幸いまだ探せば生きている人などはいる
涙を拭いて火を炊いて仲間を一人一人ゾンビにならないように焼いていった
その間私は少しぼーと火を見ていた
その時ぼーっとしていなければ・・・・考えていてもまぁしょうがない
そう私は動揺していたのかうっかり仲間の数を間違えていたのだ
後ろに立っていた元仲間のゾンビに気がつかなかったのだから
「うぎゃぁっぁぁああああ」
ガブ
「うわぁっぁっぁああぁぁ」
なんとか元仲間のゾンビは殺したが失敗した私に彼に噛まれてしまったようだ
「あぁ元仲間だったのがまた直ぐに私も仲間に戻ってしまうのか」
「やだな、この辺生きている人見ないから死んだらゾンビで永遠に徘徊することになるのか」
惨めに徘徊などしたくない・・・・それなら自分で引導を渡すしかない
私は拳銃を額に付けて引き金を引いた
カチン
拳銃は弾切れだったようだ、どこまでいっても私は・・・・
「ぐは」
そろそろウィルスが体に回ってきたようだ、うっかりで仲間を全滅させてしまった私には惨めに徘徊するのも罰なのだろう
そして私の意識は消えていった・・・・・
「くちゅくちゅ」
五月蝿いな・・・・
「うわー」
バサバサ
なんと目の前に大きな嘴があるとはびっくりした
あれ?おかしいな確か私は死んだはずでは
おかしなと想い水飲み場で自分の姿を確認しに行った
うぁーなんだこれは
なんと私には片目が無かったのだ
えっえっどうなってる?
再度確認をすると私の体はもう死んでゾンビになっているようだ
この作品はこの前見た夢が原作です
大体はその時見た夢に辻褄を合わせたものです
夢だったので落ちが見れていません
一体どこに向うのでしょう?
よろしくお願いします