第01話 第1節「長いトンネルを抜けると殴られた」1
僕は、濁点が苦手です。濁点をいらないところに置いたり、足りなかったり、とにかく、難聴であるために濁点がある時とない時の区別がつかない為、よく間違えます。「日本語がおかしい」という苦情がよく寄せられていますが、そこんとこは我慢してください。
この物語でも、校正などしていないので、例外ではありません。あちこちに濁点の間違いがあっても、いちいち指摘しては日がくれます。なので、ご了承ください。その点を承知の上で、お読みください。
アンケートでは、濁点が間違っていることも考査に含めて結構です。でもって、間違いはいちいち指摘しないてください。指摘されても、大抵の場合直しません。そゆことでお願いします。
それからこの作品は「居候」の登場人物名と同じキャラクターが出てきますが、
「居候」内の同盟人物と何らかの関係はありません。
また、「居候」最終回で死んだはずの治とハルスが生き返った訳でもありません^^;
あくまで別の話です。
彼の名は零時治と言った。彼は一ノ谷高校1年生。今日は5月のまったた中。夏への準備が進んでいる時期である。その治が部屋のベットで寝ている有様を見て、母は困憊した顔で立っている。
母はついにしびれを切らし、治の布団をかばりとめくり上げる。
「治!起きなさい!」
母が怒鳴ると、治は驚いた顔をして起き上がる。
「びっくりしたじゃねえか。」
「まったくあんたは、高校生になってもそんな様なんだから。顔がいいだけで悪いところばかりじゃないの。」
治は、稀代の美麗な顔の持ち主であり、顔自体からかっこいいものは感じられないのだが、女みたいにかわいく、愛嬌のある顔であった。特に笑った時の顔は絶世の美女に勝る顔つきであり、男性も流石に惹かれるほどの様であった。街中で異性とすれちがう毎に、その異性がみんな顔を真っ赤にしてそっぽを向くので、治は人前を歩く事を避けている。
「さあ、早く準備しなさい。」
母が促すと、治は渋々立ち上がり、部屋を出て行く。
「んたく、治は・・・。」
母はため息をつく。
治はいつものように登校し、学校の教室に入る。
「おはよう!」
と言うと、みんなも一斉に治に向かっておはようと言う。
「今日の治もクールだな。」
と、一人だけ違う返答をするものがいる。
「なあ、蛍崎、いい加減そんな答えはやめないか?」
と、蛍崎惇に対し、治の友達の前田渉が言う。
「いいじゃないか、ねえ、真ん中分けさん。」
と、惇がとなりにいる少女に同意を求める。
「ちょっと、あたしも巻き添えにしないてよ!」
と、羽生かおるが怒る。彼女は極端な几帳面であるが、こうやってあやすことが簡単にできるのが長所であった。
かおるは治の方へ歩み寄る。
「ちょっとするいわよ!」
と、後ろからまだもや女性の声がする。五十嵐由美である。かおるは反論する。
「何よ!治の生活態度を注意に行っただけなのに!」
「あんたの行動がおかしいのよ!」
と由美は怒鳴り、それから傍らにいる女性に、
「よね?」
と、同意を求める。しかし彼女は黙って由美の顔を見つめているだけ。無言の長谷川玲子である。
「ちょっと零時君!」
と、かおるが治に怒鳴る。
「何だよ?」
「ドアはきっちり閉める!」
「だからさ、お前の性格何とかならないか?」
そう言う治の後ろから幽霊の如くそろっと声がする。
「会いたくなければ一緒に死ぬ?」
その声に治はビクッとした。
「なんだよ、そんな方角から話しかけるなよ、冲本!」
治の後ろから冲本守人がそろっと顔を出す。
「それにそんなことわざはないわよ!」
と、かおるもつっこむ。
「ねえ、かおる一人占めにするつもり?治を。」
と、岡田檸檬がかおるの頬をたたく。そのたたかれた頬を押さえて、かおるは逆上した。
「何よ!あんたこぞ、治にいろいろ注意していたでしょ!」
と、先程の音に勝るほど強く檸檬の頬をたたく。
「やったわね!」
と、檸檬がかおるを殴る。それから二人は喧嘩を始める。止めようと伊勢田由香が仲裁に入るが、彼女も二人に一斉に殴られ逆鱗に触れ、3人揃って仲良く喧嘩が再開した。これを阻止せんと小池正志が割り込むが同じ結果だった。これを阻止せんと次々と多くの生徒達が投入されるが、ついには教室規模の大喧嘩に発展するのだった。机は教室の隅っこに除け、掃除道具箱はからっぽ、ほうきやちりとり諸々を持ってお互いを打ち合うのだった。
「やめさせないと!」
と、そこを大場馬子が突く。彼女の父は元暴力団幹部であり、爆弾の作り方には精通していた。火薬がなくでも、威力は若干劣るが、他の器具を使ってそれを再現する事が出来るのだった。彼女は早速作っておいた爆弾に火をつける。
たちまち教室規模の大きい爆発が起こり、生徒達は全員黒い煤を顔に塗って静止する。同時に富岡藤男先生が教室に入る。
「おはよう。今日も爆発か。」
彼は平然と言った。これはいつものことなので、毎朝爆発が起こって然るべき事である、とのようにこれまだ平然と教壇に立つ。
「では、机を片付けなさい。朝のHRを始めます。」
お待たせ、居候の次回作「王子」
書いてしまいました。
一部分1000字はちょっと少なすぎますので、
1500〜2500の広い範囲内にしてみました。はい。
召喚はまだちょっと先です。第3話辺り?
それは僕にも分からないんです^^;
小説の続きを知っているのは、僕の指だけです^^;




