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笑いたい。  作者: 愛花
3/6

~私よりつらい人~


新しい人を登場させます!

これからの展開に期待してください!

このシリーズは即興ですw



はぁ・・・今日も、私をわかってくれる人はあらわれなかった。

「いつになったら、私をわかってくれる人があらわれるのかなぁ。」

おもわず、本音がこぼれてしまった。

「あ・・・」泣いていた。綺麗な涙だった。

こんなところ、見られたくない・・・体育倉庫に逃げた。


誰かが・・・居る。あ・・・どうしよう、クラスメイトとかだったら。

「だ・・大丈夫??近藤未来ちゃんだよね!?」

「ぇ・・・?」

「あれ、違った?」

暗くて顔がよく見えない。

「私、花居夏帆はないかほだよ。同じクラスの^^」

「あ・・・夏帆ちゃん。知ってる・・私と同じで、授業に参加してない・・」

「そう。同じだから未来ちゃんと話してみたかったんだ。よろしくねb」

久々に・・・名前を呼ばれた。自分が名前を呼んだのも、それ以前に人と喋ったのも久しぶりだ。嬉しくて、嬉しくて、泣いてしまった。

「ちょっ、大丈夫??」夏帆が心配した顔で言う。

「うん・・・夏帆ちゃんは、何で授業に出ないの?」

「それはね・・・」


夏帆の現状は私が思った以上に壮絶な物だった。


「私の家族は、私、母、父の3人。母は家出して家に居なく、父は酒を飲み過ぎて暴力をふるってくる。私は父を警察に言って、私は施設に入れられる事になったけど、施設は嫌だったから高校生と偽って今1人暮らし中。いとこも、おばあちゃんもおじいちゃんも私の居場所を探す人は誰1人居ない。そして私が好きだった人、細川健治ほそかわけんじは、両想いで付きあってた。だけど私の家に来た時私の家に放火して私の家は全焼。もちろん別れた。1人暮らしなのに家が全焼した私はしばらく公園で暮らしながら年齢を偽ってバイト。少ししてからアパートに入る。食べ物は変な噂をするご近所さんを回ってもらったり・・・友達はこんな家の事情がたくさんあって誰1人居ない。つまり私には信じられる人が居ない。だから学校の授業には参加しない。もっとめんどくさくなるし。」


・・・・・・言う言葉が無かった。

正直、私よりつらい人なんかいないと思ってた。世界1不幸な人間だと思った。


私より、つらい人間があらわれた。

私よりつらくて壮絶な人生を歩んできたはずなのに・・・

私より強くたくましく、生きている。尊敬した。


「すごい・・・」

涙を流しながら言った。これしか言う言葉が見つからなかった。

「何で・・・私よりつらいはずなのに・・強く生きてるの?何でそんなにつらいことばかりなのに・・・生きてるの?」


夏帆が言った。

「私よりつらい人は世界でもっともっと居る。私はそんな、私よりつらい人を楽にしてあげる為に自分に降りかかる事にはくじけず、前を向いて生きてる。いつか、つらい人が居なくなる社会を目指して・・・」


「夏帆ちゃんは・・強いね。私は、ダメだ・・・頑張ろう。私も、頑張るよ。夏帆ちゃん・・・一緒に、授業に出てみない?二人なら・・・きっと大丈夫。」


夏帆はちょっと考えて言った。

「・・・うん!いいよ。二人で、頑張ろう!!人生なんて今からでも変えられるよ!」


今日この日、人生で初めてこんなに前向きな気持ちにさせてくれる人と出逢えた。


夏帆はすごいねぇ(汗)


これから頑張っていきます、二人は!


登場人物もだんだん増えていくよ~

応援よろしくお願いしますb


小6ですから想像が子供かもしれませんが(汗)

次回もお楽しみにb


感想お待ちしております✿

感想嬉しいです!w

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