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第六話

『学園』へ行く当日。

忙しい中時間を作ってくれて、お父様とお母様、お兄様が見送りに来てくれた。それに執事長や侍女長など、私と関わりの深い人物が集まっていた。


「頑張ってこい」


「身体に気をつけるのよ」


「お前なら大丈夫だ。存分にやってこい」


「お嬢様、お気をつけください」


「お嬢様、お部屋の管理はお任せください」


「お父様、お母様、お兄様、行ってまいります。二人もありがとう。皆にもよろしくね」


この屋敷で過ごした15年。魔法学に剣術、淑女教育に貴族としての基礎マナー。他にも沢山の勉強をした。

苦しいこともあったが、それ以上に幸せな時間を過ごした。家族と、使用人たちと。


『学園』へ行けば、手紙のやりとりはともかく帰省は長期休暇のみと聞いている。



「出発いたします」

その言葉で馬車に乗り込む。馬は屋敷でも私が特に可愛がっていた子で、体力も力も強い素晴らしい子だ。


この子ともしばしのお別れだ。



「行ってまいります」

短いので、夜にまた更新出来ればしたいと思います

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