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第二十六話

「9時の方向!ウルフ3!あと10秒!」

「迎撃用意!」

「「「応!」」」


剣や槍、盾を構える生徒が各々身体強化をかけて妖魔の突撃をとにかく止める。

その後弾き飛ばして、一体ずつ確実に魔法でトドメをさす。刺しきれない場合は前衛陣が首を跳ねる。


パールの双子が指揮をとり、安全マージンを取りつつ着実に進んでいく。



目指すのは確実な戦力である講師のいる今回のマラソンのゴール地点。




一方で全ての状況を俯瞰し、把握する者。

黒い石を設置した張本人である。


「ロゼリア辺境伯令嬢と他2名は事態の収拾に動いたか。パール家の双子も指揮能力も高く、自身の力を温存しつつ周りへの配慮も忘れない。どちらも及第点は渡せよう。気になるのは奪取しようとする者と破壊しようとする者。このままでは三者がかち合う。生け捕りは・・・・・難しいか」


ブツブツと呟きながら黒い石へ送っている魔力を捻る。

それだけで黒い石から溢れ出る妖魔の数は激減した。


代わりに巨大な妖魔がポツポツと出てくるようになった。

翼竜型の妖魔が出たのを最後に妖魔の出現はピタリと止まった。

翼竜の額には黒い石が嵌め込まれていた。

近々キャラ一覧とか作ります…。

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