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第二十五話

山岳の洞窟。

妖魔が現在進行系でわき出している。


原因、というよりその核となっているのは黒い石。

石ころから質量も物量も無視した妖魔が滲み出ては形をとっていく。



その存在に気づいている。または知っているのは付近に8名。

さぁ、その誰が事態の収拾をつけるのか。





「黒い石の気配まで分かるんですの?」

「訓練しました。黒い石に触れて、壊して、研究して・・・・。大まかな方角と距離は感知できます。黒い石の大きさ・内包魔力によりますが」

「十分ですの!アレを感知できるだけでも希少ですの!」

「あの、黒い石っておとぎ話の?」

「そうですよ、リズ。『妖魔を生み出す瘴気の結晶』。通称・黒い石」

「あの、おとぎ話では無限にあるとか、壊れなくて封印したとか・・・・・」

「確かに硬いですが・・・・」

「・・・・壊せなくはないですね」

「あれぇ?」




「この方向からして、石は向こうだな」

「早期発見、封印する」




「さて、生徒達はどうやって対処すると思います?」

「どんな過程であれ今回のことはいい経験となるだろう。石自体は然るべき措置をとるぞ」


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