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鯨の数え方論争終結へ
鯨をどう数えるか、以前から論争になっているが、昨日27日に廃屋から発見されたレコード(樹脂製の円盤型音声記録媒体)により、この論争が終結する見込みだ。
以前から、鯨は「1匹、2匹、・・・」と数えるか「1トン、2トン、・・・」と数えるかが大きな論争となってきた。また、鯨を神と崇めるシーシェパードなどの団体は、「ひとはしら、ふたはしら、みはしら、・・・」と数えているが、ごく少数派だ。
ところが、昨日廃屋から40年以上前のレコードが発見された。レコードはかなり傷ついていたが、コンピューター解析によりレコードの内容が明らかになった。
レコードの内容は「いっぽんでもニンジン」で始まる数え歌らしいことがわかった。その内容は一部雑音が混ざっていたが、次の内容が聞き取れた。
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7匹でもハチ公
8トンでもクジラ
9点でもジュース
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これにより、商業捕鯨をしていた時期の数え方が「トン」であったことが裏付けられた。
政府高官によると、来年7月に再開される商業捕鯨を前に、文科省と水産庁で協議して正式に「トン」に決定する予定だ。