盗賊に出会ったよ
3話目です。
まだ「店主」は出てきません。
伯爵領に向かって歩くこと数時間、今、俺もとい私は盗賊に絡まれている。
「おい!嬢ちゃん、俺たちと一緒に遊ばねぇか?」
「「ギャハハハハ!」」
「頭ァ、コイツ怖くて何も言えないみたいですぜ。」
否、呆れているのだ
転生して数時間でこんなテンプレ的なイベントに遭遇するか?普通?
試しに全知の瞳で近くにいた盗賊を見てみる
名前 レザン カウイ
種族 人間
性別 男
年齢 28
職業 盗賊
HP 270/300
MP 210/210
STR 315
DEX 180
VIT 224
INT 118
AGI 261
MND 129
LUK 97
スキル
剣術
魔法|(火)
ユニークスキル
無し
称号
元騎士
外道
平均が200って言ってたな
ってことは比較的強い方なのか?
「お前らァ、好きにしていいぞ!」
盗賊の長らしき男が声を上げると、4人いた盗賊のうち2人は剣を持って襲いかかってきたが
動きが妙に遅く見える
「遅い!」
「ぎゅあっ!」「へぶっ!」
咄嗟に手刀を2人の首に当てると2人の首が飛んだ
「えぇっ!」
首に軽く当てただけで首が飛んでしまった事に驚いていると
「今だ!やれっ!」
盗賊の長らしき者から鋭い声が飛ぶ
するといかにも魔術師風の男が何かをつぶやいているうちに
盗賊の長が死角から攻撃しようとしているのがわかった
「うわぁっ!」
「ぐぽぁ!」「ぶっ!」
驚いて手足をがむしゃらに動かしていると盗賊の奇声が聞こえたので
そちらを見ると上半身が無くなった死体が2つ転がっていた
「おぇぇ。」
自分がやたことではあるがあまりのグロさに30分程休んでいたが、慣れないいけないものだと
最終的には割り切った
その後、自分の力はどのくらいなのか不思議に思ったので近くにあった石を拾い、遠くに見える森に向かって投げるとすごい速さで一直線に飛んでゆき、
「ドォォォン」という音とともに直線状にきが倒れ、道が出来ていた
今度から手加減しようと思ったライラであった
===============
アルミナ王国からカイレス辺境伯爵領を通ってセシウス皇国に行こうとしていた
行商人のマルコは、一昨日カイレス辺境伯爵領に泊まったときに見えた森にいつの間にか一本の道ができているのに気がついた。
その道はどう考えても人の手でできたものではなかったため、
神の仕業とされ、
後に、カイレス辺境伯爵領の観光名所になったという話があったとかなかったとか
戦闘シーンは描写が難しいです。
ほんとうに文章を書くのが下手ですいません。
次話以降もよろしくお願いします。