どうやら死んだようです
初めまして。
拙い文章ですいません。
題名にある「店主」は当分出てきません。
俺こと鴉森 樹は、気が付くと白一色で気が狂いそうな空間にいた。
正直、自分でも何を言っているのかさっぱりわからない。
すると目の前にどこからともなく光が集まっていき人の形を成したと思うとそこには、光り輝く長く美しい金髪のいかにもおっとりとした女性がいた。
「おい、誰だ?」
「わたしですかぁ?わたしは、女神ですぅ。」
嘘くさい、とても嘘臭い
「嘘臭いってなんですかぁ、ひどいですぅ。」
「心が読めるのか、ってことは本当に女神なのか?」
「だからさっきからそう言っているじゃないですかぁ。」
「それで、ここはどこなんだ?なんで俺は、こんなところにいるんだ?」
「それでは、はじめの質問からお答えしますねぇ。
ここは私が作った世界|(仮)で、あなたがここにいるのはあなたが死んだからですぅ。」
「はっ?死んだ?」
コイツ『死んだ』って言ったか?
「えぇ、言いましたよぅ。よぉ~く思い出してください。」
確か、俺はいつもどおりバイトが終わった後、自分と妹の若葉の夕食を作る為の買い物を終えた後、
信号待ちをしていたら隣にいたいかにも主人公っぽいイケメンが道路に飛び出した子供を助けようと
道路に走り出たのを見ていたはずだ
「はい、そのとおりですぅ。その後、その『イケメン』のキーホルダーがあなたのマフラーに引っかかって二人共、走ってきたトラックの前に飛び出てしまったのですが、
あなたと『イケメン』は死ぬ直前に『イケメン』が異世界に召喚されてしまったのであなたは、
巻き込まれて存在が消滅してしまったんです。」
存在が・・・消滅・・・
「えぇっ!」
「そこでぇ、異世界に新しく体を作って転生していただこうと思いますぅ。」
「ちなみに元の世界に戻ることはできないのか?」
「存在が消滅しているので無理ですぅ。」
くそぅ、やり残したことだって・・・ないな
「それでは、設定を始めますぅ。」
「設定って何をするんだ?」
「希望があればできるかぎり付けますよぅ。」
でも、無双したいわけではないし
そこまで、希望もないからなぁ
「向こうの世界でそれなりに生きていけるだけの能力があればいいや」
「無欲ですねぇ、分かりました、では頑張ってくださいねぇ」
その声が聞こえた直後、視界が暗転した。
誤字・脱字があればできるだけ直します。
随時更新致します。