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雑草姫の微笑  作者:
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登場人物紹介

本編に登場する人物達を簡単に紹介致します。

本編で出ていない情報は記載していない為露骨なネタバレはありませんが、最後まで読まれていない方によってはネタバレと感じられる内容のものもございますので、ご注意下さいませ。

※此方を読まなくても、本編はお楽しみ頂けます。

※物語が進行するにつれて、情報は増えます。










【ルーナリーア・ミストレル】

愛称ルナ。19歳。身長は大体160cm前後を想定。

肩より少し下くらいの銀髪と若葉色の瞳。

野苺の《花》を持って生まれた雑草(セリエ)

両親は三年前の疫病にて死亡し、現在は帝都の端にある両親が遺した自宅で一人暮らし。

“黄金の林檎亭”で働いており、休みの日には野苺を使ったジャムや焼き菓子を路上で販売している。

温和で友人達を大切にしている。


・野苺について

クサイチゴ、キイチゴとも。

バラ科に属し、ほとんどは小柄ながら木質化した茎を持つ低木で茎や葉に刺のあるものが多い。

ほとんどが白い五弁花を咲かせ、花の後に赤い実をつける。生食・加工共に昔から良く食べられている。

花言葉は諸説あるが、『甘い香り、恋愛成就、尊重と愛情、幸せな家庭』など。



【ケインス・ヴォルディア・アイヴァーン】

ユルドゥーズ帝国《薔薇の騎士団(ナイツ・オブ・ローズ)》の団長、別名“青騎士”。

濃紺の短髪、藍方石(アウイナイト)のような色鮮やかな青瞳。身長は大体188cm前後を想定。

別名の由来でもある、青薔薇を抱いて生まれてきた稀花(セルナリア)

感情表現の起伏が少なく、一見すると無表情に見えてしまう事も多い。


・青薔薇について

薔薇自体はバラ科の花。鮮やかな青い薔薇というのは現代の技術でも未だ作られていないが、遺伝子組み換えを行っていない青薔薇でもブルーヘブンやル・シエル・ブルー、ラベンダーブーケ、ターンブルーなどがある。(他にも各種あり)

※ケインスの青薔薇は真っ青な薔薇(瞳の色に近い)を想定している為、現段階では不可能な色です。

元々薔薇には純粋な青い色素というものは含まれていない、と言われており、遺伝子組み換えを行わずに青薔薇を作る事は不可能とまで言われていた、園芸家にとって永遠の挑戦でもある薔薇。

花言葉は『神の祝福、奇跡、幸福、夢叶う』



【エルネスト・オリオール】

愛称エスト。ユルドゥーズ帝国《薔薇の騎士団(ナイツ・オブ・ローズ)》の副団長。

のほほんとした顔に似合わず“斬り込み隊長”の別名を持つ。

少々癖っ気のある金髪に、琥珀色(アンバー)の瞳。身長は大体180cm前後を想定。

百合の中でも最も品格に溢れる白百合を抱いて生まれてきた貴花(シュレイル)


・百合について

球根を有するユリ科の花。茎を高く伸ばし、本来は夏に漏斗状の花を咲かせる。

世界中で愛されている花の為沢山の種類があるが、エルネストは“マドンナリリー”という品種を想定しています。最古のものだとBC1500~1600年頃に壁画で描かれていたというほど、古くから栽培されてきた栽培種のひとつ。ルネサンス時代のキリスト教絵画でも沢山描かれており、純潔の聖母マリアを表す高貴な花とされています。

花言葉は諸説ありますが『無垢、無邪気、高貴、けがれのない心』など。



【スノウ】

怪我をして飛べなくなってしまったところをルーナリーアが発見し、手当てした純白の小鳥。

非常に知能が高い。助けてくれたルナの事を理解しているらしく、野生に戻された後も毎日のようにルナの元へ遊びに来ている。


・白い鳥について

神の御使い、幸福の象徴、純粋、崇高、平和。『あなたに幸せを』



【エリヤ】

ルーナリーアの親友。19歳。普通花(フルーレ)

さっぱりとした性格で誰からも好かれる女性。“黄金の林檎亭”で働いている。

現在は、帝都から馬車で一週間程の位置にある港街エラノスへ恋人と共に出かけている。



【フリーア】

ルーナリーアの親友。19歳。普通花(フルーレ)

(とび)色の瞳、上品な紅茶を思わせるふわふわの赤毛。

“黄金の林檎亭”で働いている。噂好き、やや夢見がち。

凄まじい大食漢。



【クドラ・アヴェリン】

ルーナリーアの親友。19歳。

ブルースターを抱いて生まれてきた普通花(フルーレ)

黒髪黒瞳(ブルネット)。“黄金の林檎亭”で働いている。

ややミステリアスな印象を与えるが、フリーアの暴走を止めるストッパー係。豊穣祭ではルーナリーアと一緒に舞手を務める。


・ブルースターについて

正式名はオキシペタルム、瑠璃唐綿(ルリトウワタ)

ブルースターは日本での流通名。ガガイモ科の花。

青い星の名の通り、星のような青く小さな五弁花を沢山咲かせる。老化すると次第に淡桃色や淡紫色に変化します。

花言葉は『信じあう心、幸福な恋、身を切る想い』など。



【ジェライト・チェスメイ】

“黄金の林檎亭”店主。40~50代を想定。

筋骨逞しい男性。明朗、溌剌。《花》の地位に拘らない懐の深さ。

林檎の花を抱いて生まれてきた普通花(フルーレ)


・林檎について

バラ科リンゴ属の落葉高木樹。またはその果実のこと。

晩春頃に白~淡紅の五弁花を咲かせる。果実は赤や黄緑または黄色をしている。熟すると蝋状の分泌物に覆われる。生食はもちろんの事、ジャムや焼き菓子に良く使用される。

花言葉は『名声、選択、評判、誘惑、好物』など。



【クリス・チェスメイ】

ジェライトの息子。21歳。

キャラメル色の短髪、ターコイズブルーの瞳。“黄金の林檎亭”で働いている。

ルーナリーアの幼馴染の青年。洋ナシの花を抱いて生まれてきた普通花(フルーレ)


・洋ナシについて

バラ科ナシ属の落葉高木樹。セイヨウナシとも。

日本で良く見られる梨と異なり、洋ナシはやや縦に長くいびつで独特な形(びん型)をしている。

晩春頃に白い五弁花を咲かせる。果実はほとんどが緑色をしており、収穫後すぐに食べても美味しくない。追熟(数日~一定期間置くこと)させる事により、芳醇で甘くまろやかな触感が楽しめる。

花言葉は『博愛、穏やかな愛情、慰め、忘れないで』など。



【エミリエンヌ・フレンシー】

豊穣祭での舞手の一人。20歳。

栗色の髪と瞳。ラナンキュラスの花を抱いて生まれてきた端麗花(エレノア)


【ソフィア・エルスティ】

豊穣祭での舞手の一人。22歳。

ハチミツ色の髪、ラベンダー色の瞳。カトレアの花を抱いて生まれてきた貴花(シュレイル)


【テレーゼ・ベッカー・ブラームス】

豊穣祭での舞手の一人。18歳。

アッシュブロンドの髪、銀色がかった薄い青の瞳。

花弁が半分程透けている硝子花(グラスフラワー)を抱いて生まれてきた稀花(セルナリア)

・硝子花について

作者オリジナルの花ですので、現実には存在しません。中央に薄い桃色の五片花、外側にそれよりも大きな半透明の五片花が重なった形をしています。


【リーゼロッテ・フォン・ミレシア・ユルドゥーズ】

豊穣祭での舞手の一人。ユルドゥーズ帝国第三皇女。

漆黒の髪、紫水晶(アメジスト)色の瞳。15歳。

王花(レジェ)


【ダニエル・ブラント】

ユルドゥーズ帝国《百合の騎士団(ナイツ・オブ・リリー)》所属の騎士。

花皇宮(サライ)”に通じる門を守護する事が主な青年。誠実かつ生真面目な騎士で、週一訪れるルーナリーアとも顔馴染み。

その際にもらえる菓子をひっそり楽しみにしている。


【タンジェ】

ユルドゥーズ帝国《薔薇の騎士団(ナイツ・オブ・ローズ)》所属の騎士。

団長・副団長には及ばないものの、精鋭の集まる騎士団内でも屈指に入る実力の持ち主。


【ガーディ】

ユルドゥーズ帝国《薔薇の騎士団(ナイツ・オブ・ローズ)》所属の騎士。

タンジェに同じく、実力は屈指。生真面目。







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