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本当に僕には青春はやってくるの?
‘‘高校デビュー’’
この言葉を胸に僕はこの一年間やってきたと思う。思えばあの中学2年の冬、ずっと片思いだった女の子に教室で羞恥プレイと言ってもいいんじゃね?ってくらいの状況の中告白したあの日。あの日。あの日。
僕の中学校生活は幕を閉じた。
「…ず、ずっと好きでしたっ!つつつつ付き合ってくだしゃい!!」
「……は?ムリwww」
ハイ、アウトー。
その後の僕の一年間は語る意味なんであるのだろうか。このなかなか変わることのない集団の中でのキャラ、と言うか消えることのない黒歴史。逃げたかったんだ。うん。そうだ逃げ出したかったんだ僕は。
そんなこんなで一年間をどうにか過ごしきり、進学先の高校もわざと誰も知らないような高校を選んだ。
よし、これでやっと新たな人生が踏み出せる!高校デビューして、目指せリア充‼︎
………だけど、僕もホントは分かっていたんだ。そんなに人生は上手くは行かないってことは。




