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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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時計

作者: takechicu
掲載日:2013/01/15

ちょっと、不思議で、不気味ですが、世界に入っていただくと嬉しいです。

公園で山をつくる。

山の向こうに、男の子がいる。

山に、穴を開けて、男の子の手とぶつかった。


「みーつけた!」


男の子はこっちを見て、にっこり笑った。

砂だらけの手を、洗うために、水道へ向かう。

男の子は早く早くと、手を招く。

冷たい水に手を入れて、急いで洗った。

手をハンカチで拭いた。

男の子は、服で拭こうとしていた。

ハンカチを渡すと、喜んで拭いた。

男の子は、指を指して喜んだ。

その先に、小さな子猫がいる。

走って子猫を捕まえようと、道路へ飛び出た。

すると、右にトラック。

倒れたからだが見える。



男の子が指を指して喜んだ。

その先には子猫がいる。

走って子猫を捕まえようとした。

男の子は腕を持つ。

男の子は、反対の道に走り出す。

すると、灰色の布が見える。

そのとたんに、ガランガランとなって、

何かに刺さった自分が見える。



男の子は腕を持ってどこかへ走り出す。

男の子は汗だくだ。

広い道に出た。

男の子は、念入りに周りを見渡す。

やがて、走り出した。

大きな端が見える。

そこを渡る。

取っ手に手をかけた。

自分の体がまわっているのが見える。



そうやって、何度も何度も走り回った。

結局、同じ結果になるばかり。

だけど、前の記憶はなくて、今見えている、現実しか覚えていない。



男の子は、指を指して喜んだ。

子猫を捕まえようと、道路へでる。

トラックが横に見えた。

と、同時に、腕が引きちぎれそうなくらい、引っ張られて、

男の子が空中で口を動かした。


『ま・た・ね』


そのとたん、男の子はどこか遠くに飛んでいった。

何が起こってどうなったのか、わけがわからない。

自分、自分、自分。

この存在は・・・。

頬をつねる。



目を開けると、木の木目が見える。

起き上がると、自分は、布団に入っていた。

これは、夢。



家を出て、公園が見える。

砂場で遊ぶ、女の子と男の子。

通りすがろうと、すると、子猫がいる。

子猫が私を見て、笑った。

そして鳴く。


『時間は変わらない。』


私は、その場に立ったまま。

女の子が目の前を過ぎてゆく。

笑顔のままで、過ぎていく。


ドンッ


今度は、男の子が目の前に来る。

悲しい顔で、女の子を見つめる。


夢の続きを見たようだ。

頬をつねる。

普通に痛い。


男の子を再び見ると、

こちらを見て、笑っている。

何か言いたげだ。


「嬉しい?」


体が痛い。

ありがとうございます。よろしければ、感想・コメントなど、よろしくおねがいします。

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