こんなのありえないよ…
「そもそも、このチラシを持つだけで本当にラッキーにもチャンスにもなるのだろうか……悪徳商法って言ったけど、お金を払ったってわけじゃ無さそうだからなぁ……」
僕はご飯を食べた後、自室の勉強机に向き合い、学校の宿題に手をつけていたのだが、今の僕の心は勉強どころではなかった。
「うーん…考えてみてもわからない…か」
僕は独りごちてそう呟くと、目を閉じる。すると携帯電話の着信が鳴り始めた。
「ん?メール?」
携帯のディスプレイを見ると、新着メールが一通です。と表記されていた。それを開いてみると、送信者の名前が書かれておらず、タイトルには『チラシを持ち初めたお客様へ』と先程思案していたあのチラシについての内容だった。
「えーと、なになに?『このメールを見ているそこのあなた!おめでとうございます!!貴方は人生で一度しかないラッキーチャンスを二度目にも三度目にも体験出来る素晴らしい権利を与えられました。明日からその効果が発揮できると思いますので、渡されたチラシはいつも何処に行くにも持ち合わせて下さいね!それではラッキーチャンスを貴方に!!』ね」
僕はメールの本文をそのままぶっきら棒に呟いた。そして僕は、体を抱き恐怖に凍えた。何故ならこのメールの発信者は、チラシを持った人の個人情報を何処からとも無く手に入れ、僕のメアドに、教えてもいない誰かからメールが届いているのだからーー。
お久しぶりです。ずっと放置にしてきたぶん、またこれからゆっくりと公開していきたいと思います!
未完で終わるのは嫌なので出来たら完結されたいと思います。それではまた次の話で(2014年いつか)
追記(2017年3月初)
やっぱり、この話は未完で終わります。
思いつきで書いたものであるが故に、完成には至らなかったのは、私の落ち度です。
あまりログインしてないという理由とかもありますが、ごめんなさい。