表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dragon house  作者: 宇宙非公式
Regain
6/14

久々の任務と計画

「今回の任務はある物の奪還らしい。」あるものとは?「人の記憶をいじれるやつだ」え?いや,倫理観おかしいだろ。

「もう誰かが死んで能力得れるという時点で怪しい匂いがするだろう?」誰かを強制的にって…みたいな?

「ああ。実際前にそういう事件があったんだ。もり 利糾りきゅうというやつがな。」そいつが勝手に殺したのか?

「いや,彼は殺した奴らを殺した。」へえ。いい奴ってこと?「まあ,世間的にはな。」

 学の言い方が気になったが,そう言えば本題に戻らなければいけなかった。

「さて,閑話休題だ。今回のターゲットは細田ほそだ紅蓮ぐれんというやつだが,こいつは能力者だと思われる。」能力は?

「分かっていない。ただ,精神を操る系のものだと言われている。」学となら簡単そうだな。

「だからこそのコネだろ。」あの人そんな権力持ってんのか?「いかにもって感じじゃないか?」確かにな。「どうしたの?」と水愛が壁から顔を出す。


 働けと言わんばかりの光を放つ太陽は登り,おまけのアラームが枕元で鳴る。これでも居候の身なので,急いで時計を止めて勢いよくとは真逆のスピードで起きた。

 俺たちが住んでいるここ,宍向市ししむしは神話で言うグリフォンのような形をしており,その頭部あたりが学の家がある町,言歌町げんかちょうだ。そこそこの田舎なのか,定食屋の激戦区だ。

 そして,今回の細田さんはその定食屋の一つ,「磯貝」の店主の息子らしい。魚メインの定食屋だとしても,その名前は安直ではないかと言いたくなる。集合場所のトンネルに行くと,学と水愛がいた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ