表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

母国

作者: sakana

おはようこんにちはこんばんはsakanaです。最近三つ目のワクチンにより熱が出たり、私の周りで悲しい出来事が続いていたのもありだいぶながいあいだ休ませていただきました。sakanaさんおかえりくらいの緩い気持ちで見ていただければ幸いです。

私は最近海外に住み始めた。それを決めた理由は自分の国が合わないと思ったからだ。私の国にはルールが多すぎる。事あるごとにルールがどうとか言ってくる。正直言ってうざい。なのでそこから離れるために海外に住むことを決めたのだ。

 私は海外に住むにあたって英語のクラスを取った。もちろん英語は話せないわけではないが、母国語ではないし、まだ外国から来た感じ丸出しの発音なのでそれを直すために取ったのだ。

 英語のクラスにいると早速どこから来たのと聞かれた。私は直ぐに日本と答えた。すると先生や生徒が口々に日本は綺麗だし、アニメもすごいよねと言った。私は少し嬉しい気持ちになった。

 私のクラスには他にフランス、チリ、メキシコ、韓国、中国、ロシアなど様々な国から生徒が来ている。なので皆んなの家族の話や国の話を聞くのはすごく楽しかった。クラスに友達もできた。そして更に私はこのクラスに行くのが楽しみになった。

 ある日朝風呂をする時についでにとたいじゅうをはかった。そしたら驚くほどに増えていた。私は直ぐに痩せないといけないと思った。そしてダイエットを決意した。

 ダイエットのために学校にご飯をあまり持って行かないようにしていると、友達に心配された。そしてその時にダイエットっを始めた事を報告すると、日本人的な考えはやめなよと言われた。私はこれの何が日本人ぽいのかさっぱり理解できなかったと同時に日本を忘れるためにここに来ているので凄く苛立ちを感じた。

 しばらく日が経った後、チリ人の友達と遊びに行くことになった。私は凄く楽しみで毎日ワクワクしていた。当日も時間よりも早めに着いた。なのに私の友達は時間になってもこなかった。20経った後来て、ごめんね。少し遅れたわと言われた。私は彼女の少しの感覚に驚いた。それと同時にスペイン語圏の国は時間にルーズだということをネットで見たことを思い出した。そして咄嗟に、メキシカンらしいねと言った。彼女は苦笑いをしていた。

 半年が経過して英語も慣れてきたので、朝ニュースを見始めた時、ふと気になるニュースが流れてきた。それはロシアとウクライナの戦争のニュースだ。私の心にすごく刺さった。そして同時に悲しい気持ちでいっぱいになった。私は友達にロシア人の子がいるのでその子がどのような気持ちでこのニュースを見ているのだろうと思った。私と同じように悲しい気持ちになっているのだろうか?それとも…。考えてるうちに学校に遅刻しそうになった。

 またニュースを見ていると、今度は日本のアニメがアニメの中の一番名誉で有名な賞を取ったとのニュースが流れてきた。私は自分のことのように感じて、嬉しかった。そしてその日は少し浮かれた気持ちで学校に行くと、私が賞を取ったとでも言うかのようにこぞって称賛の声を上げてくれた。その時私はふとこう思った。前までの日本が嫌いだった気持ちはどこに行った?と。そして私は今までのことを全て思い出すことにした。

 全て思い出した後、私は私が皆に言ったこと、思ったことを考えた。そしたら常に友達をその子の国柄に繋げてキャラクターを考えていたことに気がついた。それと同時に、私もそれをされているとも思った。そして私は一つの結論に至った

"母国は切っても切れないのだ”と。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ