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プロローグ

お久しぶりですまたは初めまして。

久しぶりに投稿してみました。

いつもは完全な人外のお話なんですが、たまには人型で書いてみようと思い立って書いてみました。

楽しんでいただけたら幸いです?

 



 4歳の誕生日を迎えた日の夜、母親にもう寝る時間だと言われて先に寝室のベッドに入った瞬間、唐突に前世とかいう物の記憶を思い出した……激痛のオマケつきで。

 それは表現できない程の苦痛で、4歳になったばかりの子供である僕は耐えきれず意識を手放し、高熱で3日程寝込んだ。




 さて、熱を出してから3日後、僕は今の『アイン・セイブル』とは別の、地球という星の日本という国の男子高校生だった記憶を思い出した。あれだ、若者が大好きな異世界転生とやらだ。しかも僕が昔やってた乙女ゲームの世界をベースにした剣と魔法の世界だ。ゲームの題名(タイトル)は忘れた。


 あぁ、勘違いしないで欲しいんだが、僕は前世で乙女ゲームでイケメンに口説かれるのが好きだった訳じゃないぞ?前世の姉が乙女ゲーム好きだったんだ。

 で、この世界のベースになっているゲームは途中からバトルなんかの要素も取り入れ始めて姉がバトルはド下手だったからやらされただけだ。多少の知識はその姉のせいで覚えてはいるがな。


 因みにこの世界の設定なんかは邪神を名乗る目が死んだショタに聞いた。話をした部屋が統一性もセンスも無く混沌(カオス)訳の分からないもの(走るマッチョなキノコ)とかあって僕も目が死にそうになったが、そんな事は今はどうでもいいだろう。


 で、そのショタ(邪神)が言うには僕は死んだらしい。その僕の魂をショタ(邪神)を含めた神たちが拾ったらしい。

 その拾った理由が、神たちは娯楽に飢えていて、暇だからゲームに似た世界を創造し(つくっ)ちゃったらしいのだが、そのままだと面白くないから転生者を送ってシナリオからどんな風に変わるのか観察し(楽しみ)たいらしい。

 つまり僕は気軽に世界創造しちゃった暇神共に娯楽を提供するために拾われたらしい。ちなみに拒否権もないらしい。


 その代わりある程度のチートは約束してくれたし、転生するキャラクターも選ばせてもらった。ついでに前世の記憶も望郷の念とかに捕らわれないようある程度消してもらった。前世の死因とかも覚えておいて得は無さそうだから忘れさせてもらった。


 そんなこんなで拒否権も無いらしいし男子高校生としてそれなりにファンタジーに憧れもあったし、とかの理由で自分を納得させて前向きに考えることにした。切り替えの早さとポジティブさは僕の良いとこなんだよ。




 そうして転生先として選んだのが『アイン・セイブル』だ。

 このキャラクターは攻略キャラではない。というか攻略キャラとか最高にめんどくさそうで大抵が貴族や王族とかだ。何が言いたいかというと義務とか背負いたくない(メンドクサイ)


 で、このキャラクターの立ち位置は『低確率で遭遇するサポートキャラクター兼商人』だ。役割としてはヒロインと偶然遭遇すると、攻略に便利なアイテムをくれたり、アインが作ったという何故か普通のアイテムより効果の高いアイテムや装備を買ったりできる。


『アイン・セイブル』を選んだ理由としては、攻略キャラになるのはメンドクサイが、ゲームのリアル版を観察はしてみたいという好奇心(野次馬根性)と、効果の高いアイテムを自作できるなら生きるのに困らなそうだということだ。

 他にもこのキャラクターは姉から聴かされた限り公式の設定でもファンたちの憶測でも色々と設定が濃くて楽しそうという理由があったりする。


 まぁその辺りの検証とかはまた明日にしよう。ぶっちゃけ眠い。まだ今生の僕は4歳だし病み上がりなのだ、とにかく今は眠い。暇神(邪神)からこの世界にはステータスがあるとかいう胸熱な話を聞いたけれど眠るのを優先しよう。寝る子は育つと言うし、子供は寝るのが仕事だし?もう限界だからとりあえず寝よう







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