なぜ性能よりも外見を重視するのかがわからない
とりとめのない話です。
休み時間、同学年の女子が固まっているとき、何についてなのかわからないのだが、よく、こんな会話が聞こえてくる。
「やっぱり赤がいい」
「えー、ピンクでしょ」
「黄色とかよくない?」
「青とか、水色とか……」
「薄紫とかどう?」
「白」
「みーどーりー!」
「薄ピンクじゃない?」
……黒や銀という言葉が聞こえない。
いやいや、そんなことはどうでもいい。私が聞きたいのは、『なぜ性能より外見の優先度が高いのか』だ。
実母をふくめ、同性のはずの私のまわりの女子たちは、スマートフォンやシャープペンシル、一眼レフにパソコンまで、『それでいったい何をすることができるのか』という具体的性能よりも、色や柄、大きさなどの外見を優先する傾向があるようなのだ。実体験を挙げれば、この間、家族でスマートフォンを買いに行ったとき、母がケースの柄を本気で迷っていた。
私はそのとき、『意味がわからない』と思ってしまった。
性能が同じならできるだけシンプルなものを、外見的人気のものよりも性能のいいものがあるのなら迷わず性能のいい方を、という私には、それがさっぱり理解できない。見た目に気をつかう分余分な値がつくことが多々あるのにもかかわらず、そのことを気にせずに、わざわざ高い方を買うということもわからないのだ。
かわいい見た目のものよりも、使いやすく、出来ることの多い、より楽しいものの方がいいと思うのだが、そういうものではないのだろうか。
ちなみに、私は一度、久々に気に入った見た目のものがあったため、性能を置いておいて見た目を主に考えて買ったところ、ひどく使いにくく、面白くも楽しくもないものにあたってしまった。
だから私は、やはり、見た目よりも性能を重視すべきだと思う。
やっぱり理由は知りたいので、わかる人は走り書き程度にお願いできればいいな、と……
あと一応、私は女性です。