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ペペロミア  作者: 桜桃
37/58

5






やば。



涙が出てきた。























そっか。



















私、溜くんがすきなんだ。




















ストン、と心に何かが落ちた。
















なのに、晴れ晴れとしないのは


報われない恋だから。

















「かーーずーーー!」
















は?









後ろを振り向くと、手を振りながら走ってくる

溜くん。





器用な男だ。








「どうしたの。」


「どうしたのは、こっちのセリフだよ!」




息を切らしながら、私の元へときた。





「何で先帰っちゃうのさ〜いつも一緒に帰ってんじゃんか!」




「和のバカ!」とまで言われる始末。





「いや、水谷さんが…」


「水谷?あぁ、二つ縛りにした女の子?」


「そーだよ。」


「確かに帰りに話しかけられたけど、

それがどうして先に帰ることと繋がるの?」


「だ、だって!」






…告白されたんでしょ?








「うん?」


「水、谷さんが…溜くんのこと、好きだって…」





ゴニョゴニョと語尾が小さくなる。






「…告白されたよ。」


「だったら!」


「でもそれって、和に関係ないじゃん?」


















…なにそれ。








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