表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ペペロミア  作者: 桜桃
18/58

ウザい人




「お、沙耶ちゃんもいんだな。」


「お、じゃないわ。アンタ今までどこにいたんですか。」


「おーちょっとなー写生、みたいな。」


「ったく、新入社員が来るときくらい大人しく会社にいてほしいわ。」


「わりーわりー」



ホワホワしながら入ってくる山風さん。


大好きな笑顔も、今はただ私の胸を傷つけるだけ。




「どお?沙耶ちゃん、馴染めそ?」


「え?あ…はい。」


「ん、ならよかった。和は口うるさいけど、悪い奴じゃないから。」


「それ、全く褒めてないよね。」


(がん)ちゃんは周りを明るくしてくれるし、和から守ってくれるよ。」


「完璧私悪者なんだけど。」




先輩が後ろから言葉でつつくが、


山風さんは気にするそぶりを見せない。




「ま、岩ちゃんが頼りなくて和が怖かったら、俺か櫻に泣きつけばなんとかなるから。」




"さくら"





実際に聞くと、尚更くる。





面接の日に、


これから頑張るぞ、ってときに。















私って本当に運がない。















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ