第60話 僕の髪が肩まで伸びてないけど合体だ!
『ヒッピー』とは。
1960年代にアメリカで生まれ、とっとと消えたカウンターカルチャー
(既存の価値観をひっくり返そうぜ運動)
自由、平和、愛だのほざき、物質主義や戦争に不思議な踊りとかで反対しました。
自然との共生、共同生活、精神世界への探求なんてぬかして大麻を吸いまくってたが、傍から見ればホームレスのフリーセックス集団。
(一部のオッサンが憧れる理由はコレ)
なんかとにかくひっくり返したい。
ひっくり返せば自分が主導権を握れる時代が来ると根拠なく勘違いしている面々です。(余計に酷くなる可能性を指摘してくるようなノリの悪いやつは敵です)
堅苦しい大人たちの神経を逆撫でるがためだけに髪やひげを伸ばしまくり、タイダイ染めのTシャツ、ベルボトムジーンズ、フリンジのついた服など、自由で個性的なスタイルだか悪趣味だかよくわからん格好をして、もっともらしい理由をつけてLSDなどのドラッグをキメまくり。
『東洋思想』だの『禅』だのいきなり言い始めて、世界地図ですら見たこと無いクセに格闘ゲームに出てくる手足が伸びて口から火を吐くインド人キャラ。あのレベルの解釈でインドに修行に行って「意識を拡張した」とか言い張る。イラッとさせてくれる反抗期のガキども。
ガキの帝国。
それが『ヒッピー』(諸説あり:TV局風)
あれと同じムジナです。
あのどうしようもないクソどもの再来です。
(国会議事堂の前で踊ったり、変なラップを歌って政権批判している集客力ゼロのクソダサ活動家連中が居ましたよね。アレがめちゃくちゃ調子に乗ったと想像するとわかりやすいです。)
(ちなみにヒッピーという風紀が乱れまくった運動が、アメリカ社会に与えた衝撃があまりにも大きかったため、危機感を覚えた中西部から南東部にかけてのキリスト教会勢力が本気で政治に介入するようになり。
やがてその強烈な影響で、あれほど誰もが憧れた娯楽の王様ハリウッド映画ですら、どんどん規制を作る無能な働き者を大量に生み出すガラクタと化し。
「LGBT」やらと反差別を声高に叫びながらも実際は土地柄で好きな格好で出歩いてるやつはぶん殴るという、女がスカートさえ気軽に履けない〝自由とは程遠い現代アメリカ社会〟が出来上がる要因になったりした。)
【っていうかあの時、反戦や人種差別撤廃を謳って、疲れ果てたベトナム帰還兵に犬の糞を投げつけてカラ騒ぎしとった、ニキビ跡も生々しい坊っちゃん嬢ちゃん連中はどこに行ったんだ!? 】
【まさかしれっと体制に迎合して、平気で他国への空爆を支持するくそレイシストな一般アメリカ人になったんじゃねーだろうな!?】
ああなんということでしょう。
凛子女王は、地獄の底から『自然回帰』や『自由な生き方』を履き違えたアメリカ版中二病の黒歴史亡霊どもを、さらに薄めて上辺だけモノマネしたどうしようもない『日本版ヒッピー』という中国のパチもんゲーム機レベルのクソを蘇らせてしまったのです! オーマイガー!
(映画『さよならジュ◯ター』が変になったのもこいつらの影響だ!!)
ってなワケで『フェミ王国』の展望は、予想外に沢山の人にとって都合が良かったのだ! みんな騒げる理由が欲しかったのだ。
それが凛子女王だろうが、学校の校門に生首置いた中学生猟奇殺人犯『サカ◯バラ少年A』であろうがなんでもいいのだ。
自称:評論家だか論客だか社会学者だかが、それっぽい理屈で今だ! とばかりに自分の理論を謳い上げ、世の中に物申すちゃうぞー。話題の中心だ! 目立つチャンスだ! イエーイ!
あ、待って待って「いいね!」と「フォロー」も忘れずに!
──なんて感じでね。
大衆から遊離した高尚な思想なんてクソ食らえ。
『女がすごいパワーで世界最強のヤンキーどもをいてこますぞ!』
こういうのでいいんだよ、こういうので!
このくらい単純でいい加減なのが迎合しやすくてちょうどいい!
明日は互いに『総括※』し合うかもしれない烏合の衆以外の何者でもないが
今はひとつに合体だ!
(※ 理論が破綻してる活動家どもがついやっちゃう内輪のリンチ殺人)
よーし
みんなで幸せになろう!
フェミ女王様万々歳! である。