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夏休み1

あけましておめでとうございます。

すいません。今回はとても短いです

つか、水着の表現が難しいです。

 青い海、白い砂浜、きらめく太陽。

「海だあああああっ!!!!!」

 乃亜が海に向かって叫んだ。

 そう、俺達は夏休みを利用してシオン先輩の別荘に招待され、やってきたのだ。

「レン。海だよ。海」

 乃亜ははしゃぎながら俺に叫んでくる。

「わかった。わかった。何回も言わなくて大丈夫だ」

 俺はみんなの荷物をひとまとめにした後、パラソルを立てながら答えた。

 移動中も海を見た途端、叫んでいたしな。あ、ちなみに、もう、水着に着替え終わっている。

「しかし、誰もいないな」

 俺は辺りを見回すが一般人は誰っこ一人いない。まさに、貸し切り状態だ。

 さすがシオン先輩家の私有地だけはあるな。

「ねえ、レン。早く泳ごうよ」

 乃亜もいつの間にか白のワンピースの水着を着ていた。

 いつの間に着替えたんだこいつ?

「まだ、みんな。揃っていないんだからまだ待てよ」

「ん~、まあいっか。それで、レン。ボクのこの姿見てどう思う?」

 乃亜は俺に全身を見せびらかすように一回りした。

「感想言わないと駄目?」

 どうも俺はこう言った感想が苦手だ。

「駄目」

 ん~、そうだな。

 俺は迷いながら辺りを見まわしたが、まだ、大地達が来る様子はない。

 チャンスは今しかないようだ。

「かわいいよ。乃亜。とても似合ってるよ」

 俺もよくこんなキザらしいセリフを言えるようになったな。

「本当?」

「ああ、本当だ」

 俺は乃亜の頭を撫でてあげた。

「えへへ、よかった。頑張って選んだかいがあってよかったよ」

 乃亜は嬉しそうに微笑んだ。

「お待たせー」

 そうしていたら、他のメンバーもやって来た。

 俺と乃亜がそちらの方を向くと、やはりというべきが、大地、龍次、楓太、海は男物の水着にTシャツを着てやってきた。そして、その後ろにはそれぞれ個性が出ている水着を着用した女性陣がやって来た。

 ここで、まず、女性陣の水着の紹介をしよう。

 始めに真衣は上下ともに黒のビキニを着ている。次にスバルだが、やはり、元気なイメージがあるせいか、上がタンキニで下がショートパンツだ。それから、花純が何故か背中を大きく露出した競泳水着。そして、最後に水姫はセパレーツを身に纏ってストラップレスを着ている。

「って、あれシオン先輩は泳がないんですか?」

 そう言って俺はシオンを見た。シオンは上にタンクトップをきて、下がジーンズのショーとパンツを履いている。

「うん。私は海に来れば静かに読書する人なのでね。これでいいんだ」

 そう言って、シオンは自分の荷物から腰かけ椅子と本を一冊とりだした。

「私は荷物番をしているから、君たちは遊んできてくれ」

 そして早速、椅子に座り本を読み始めた。

「さて、そんじゃ泳ぐか」

 それから、俺達は海で遊び始めた。


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