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仕事終了

「それで、なんで俺達も手伝わなければいけないんだ?」

「そうだよ。あたし達は遊園地に行けないのにさ」

 夜の学園内で犯人を待ち伏せしているとスバルと楓太が文句を言ってきた。

「お前達、この前の期末テストで赤点を取って夏休み補習になりそうなんだって?」

 俺はシオンから楓太とスバルが文句を言ってきた時の為の対策を前もって教えて貰っていた。

「さあ、なんのことだ?」

「そうそう、間違って解答を一つずらして書くというミスなんてしていないよ」

 2人して俺から顔を逸らした。

 つか、解答を一つずらして赤点をとったのかよ。

「ほら、お前、話していないで集中しろ」

 そしたら、さっきまで静かにしていた龍次が俺達に声をかけてきた。

「あと楓太もスバルもこの事件を解決したら、補習を免除にしてやるんだから文句を言うな」

「「は~い」」

 2人はやる気なさそうに返事を返した。

「お、どうやら来たみたいだな」

 俺は視力を強化し、校門を見た。

 そしたら、堂々と車で学園に侵入してきた奴らがいた。

「はっはーっ!今日も一杯壊してやる」

 車から頭にバンダナを巻いた青年が降りてきた。

「しっかし、おかしいよな。俺ら結構壊してんのに何で新聞に載らないんだ?」

 次に金髪の男が文句を降りてくる。

「んー、何でしょうね?ワタシッ結構張り切って割っているのに」

 それから、なんか男なのに女口調の奴が一人。

「それなら、今度、学校の一部でも壊してみようか?そしたら、新聞に載るでしょ?」

 そして最後に、平凡な青年が運転席から降りてくる。

「あはは、それいいな」

「賛成」

「やりましょー」

 平凡の意見に周りが賛成する。

「んじゃあ、とりあえずあれを壊そうか?」

 平凡はそう言って嬢育科の施設を指差した。

「おっ、いいね」

「あの施設はお嬢様達が使っているから。壊されると困るんじゃない?」

「ンフッー、ワタシッ、張り切っちゃう」

「じゃあ、やろうか」

 そう言って四人組は施設に向かった。

 でも、そう簡単に向かわせる俺たちではなかった。

「残念だけど、こっから先は行かせられない」

 俺達はその四人組の目の前に立ちはだかった。

「何、君達?」

 どうやら、平凡がこの四人組みのリーダーらしく俺達を睨んできた。

「見た感じこの学園の生徒達みたいだけど?、何、僕達の邪魔すんの?」

「そうだとしたら?」

「倒すまでだよっ!」

 平凡の掛け声と共に、バンダナ、金髪、女口調が襲いかかって来た。

「はっはー、喰らえっ!俺の超音波をっ!」

「知っているか?音って真空だと伝わらないんだぞ」

「え?げはっ!」

 バンダナが口から超音波を出したが楓太が空気を操り、バンダナの周りだけ真空状態にしたた。そして、超音波を防ぎ終わった瞬間、バンダナは楓太の鎌の柄の部分で頭を叩かれた。

「はい。終わり」

「よくも、俺らの仲間をっ!。許さねえっ!吹っ飛べ~っ!」

 金髪が俺達に手を向けた瞬間、電気が飛んできた。

「ん~、今ぐらいじゃ。あたし10分の1にも満たないよ」

 しかし、その電気はスバルによって吸収された」

「電気を使うなら、もう少し容量をあげないと逆にショートしちゃうと、こんな風に」

 その瞬間、スバルは金髪に向けて電気を飛ばした。

「ぎゃあああああああああ」

 金髪はそのまま電気を受けて感電し、地面に倒れてしまった。

「もし、またここを襲いにくるならもう少し許容量をあげてからにしようね」

「よくもワタシッのイッチとサッチを許さない」

 女口調はそう言って、スバルに向けて拳を振り下ろす。スバルもそれに合わせて蹴りを放とうとした。

「駄目だ。スーちゃん。避けろ」

 その時、スバルは楓太の言葉によりスバルは蹴ろうとしたのを止め、その場から離れた。

 その瞬間、スバルがいた所がめり込んでいた。

「ンフー、よく気付いたわね。ワタシッの能力はメタリック化よ。全身をメタルで覆うことができるの。だから、ワタシッにはあなた達の攻撃は通じないわ」

「じゃあ、遠慮なく斬らせてもらうか」

「え?」

 女口調が間の抜けた瞬間、胸の所に横一線の火傷ができた。

「五の型 蛍火」

 龍次はそう言って、いつの間にか抜いた刀を鞘にしまう。

「熱いっ!熱いっ!なんでよっ!ワタシッが攻撃くらうなんてありえない」

 女口調は胸を抑えながら騒いできた。

「どんなに、メタリック化しても炎の前で溶けて意味が無いだろ」

 そして龍次は止めとばかりに相手の顔面を蹴り飛ばした。もちろん、足に火を纏わせてだ。

「で、後はお前だけしかいないけど。どうする?」

 俺は平凡を見て行った。

「言っとくけど、お前に残された選択は2つ、いや、3つか。1つ、俺たちの前でもうやらないと誓って帰る。2つ、警察に出頭する。3つ、それでも俺達に戦いを挑む。さあ、どれにする?ちなみに、俺は1を進めるぞ」

 俺が楽できるし。

「そんなの決まっているよ。僕は3つ目を選ぶ」

 平凡が言った瞬間、平凡達が乗って来た車が向かってきて、俺たちの目の前で止まった。そして、その車に平凡が乗り込んだ。

「行くぞ、変形っ!」

 その瞬間、車が変形しロボットになった。

「お~、かっこいいな」

 俺はやる気なさそうに拍手した。

「ふん、そうやっているのも今のうちだ。喰らえッ!」

 平凡はロボットを操縦し、俺に拳を放ってきた。でも、俺は避けるそぶりを見せなかった。そしてそのまま拳は俺に当たる。

「あはは、口ほどにもないな」

 平凡はその様子を見て笑いだした。

「つか、これで終わりか?」

「へ?」

 しかし、次の瞬間、ロボットの拳は粉々と砕けてしまった。

「な、何が起きた。しかも、なんでお前が無傷なんだよ」

 平凡は拳を砕かれたのと俺が傷一つ負っていないことに驚いているようだ。

 まあ、普通、怪我していないとおかしいもんな。

「まあ、とりあえず壊れてくれ」

 俺は説明をするのが面倒だったのでそのまま攻撃をしかける。まず、始めにロボットの拳がない腕を引き千切り、そのロボット腕を使い、ロボットの頭を押し潰す。次に、足を払いロボットが横に倒れた瞬間、上半身と下半身を分離させた。そして最後に止めとばかりにコクピット部分をめがけて腕をフルスイングした。

「ぎゃああああああ」

 そして、そのまま平凡は空に飛んでいき星になったとさ。

「よし、一丁上がり」

 俺はその星を見ながら頷いた。

 さて、家に帰るか。

 こうして、俺達はシオンの仕事を終わらせた。


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