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オメーの様なコミュ障が居るか

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

カオスなコメディー回です。

脳内漫画でお楽しみ下さい。

話す時、目が合わない。何処か落ち着きなく、指を弄る。相槌は何時も、全く同じ。それでも強引に立たせると、それなりによく喋る。独壇場と化したこの舞台を、自らの力だけで魅了させる。だから意外と皆、彼女の事をよく知らない。


「初対面の時に、かなり軽〜いノリで、思ったままに口にするんで、オメーの様なコミュ障が居るかって思ったんですよー。だから首根っこ掴まれて、そのまま強引に引き摺られるのを見て、ちょっとびっくりしました」

店中で流れるラジオ放送。賑やかなパーソナリティが、読者からのお便りを読み上げて、その受け答えをしている。基本的にかなりノリが良く、芸人のように場を湧かせる様な喋り方。一度耳にすれば、そのまま聞き入ってしまうようなワードセンス。誰もが欲しがるトークスキルだった。

……とても私に首根っこを掴まれて、スタジオに押し込められ、駄々を捏ねていた人物とは到底思えない。

「まぁ、失望させるの嫌がるからね」

コミュ障な癖に、一度良いイメージを相手に植え付けると、それを壊したくないせいか、それなりに話を回そうする。故、今朝のコントの様なやり取りは、かなりギャップがあったらしい。

基本的に成人を迎えていながらも、子供のように駄々をこねる。今朝の回想を浮かべながら、私は静かに微笑んだ。

――やーだー!! 知ってる人でも顔ガン見されながら、『なんか面白いこと喋れよ』とか、『このままじゃあ、君首だ「えっ!!辞めて良いんですか!!」んなわけあるか!!』みたいな圧掛けられながら話したくない!! お金とか要らないないから、今すぐこの手を離してー!!

――はいはい。言い訳はマイクに向かって話そうね。本日も宜しくお願いします。逃げ出す様なら手錠付けてください。じゃ、頑張ってね。何時も通り、近くの喫茶店で待ってるから。

そう、幼稚園児を幼稚園の先生に押し付ける様にして、颯爽とその場をさった。一部始終を見ていた、彼女の友人は口をあんぐりと開けて、呆然と立っている。

何となく気まずくて、そのまま喫茶店へと連れ込んだという訳だ。

「まーでも、私が話している時は、ちょっとソワソワしてましたがねー。話聞くの嫌だったのかなーって」

まぁでもハリボテなんか直ぐに崩れる訳で。

「あぁ、あれね。サシでの話、あの子本当に苦手で、落ち着きがなくなるんだけど、それは別に相手の話を聞くのを嫌がってる訳じゃないからね。ただ単に今言った言葉が相手を傷付けないか、退屈じゃないか、いい加減、相槌意外も返さないと。とか思ってるだけ。相手が喋ってくれるなら、適当な相槌でも容認してくれるなら、ずっと聞く側に回ってると思うよ」

それでも君のその才能の原石を磨かずにいるのは、大変勿体ないからね。多少刃を当ててでも、この場所に突っ込むよ。

「あらー。噂をすれば」

「あー終わった……。人間って長時間喋る事が出来る様な声帯してないからね。蝉にでも生まれ変わってから考え直しません? 七日しかもたないけど。まーそれだけ希少価値が上がるって事でいいでしょ?」

「お疲れ様」

ラジオが終わったパーソナリティは疲れたように愚痴を零し、私が飲んでいた珈琲をかっさらって煽る。話していたトークは未だに健在だった。

何故か浮かんだカオスな回。

コメディーというジャンルで合っているのか( '-' )

という私の感想です。


あ、単純に、

成人したねーちゃんが仕事嫌がって駄々こねるのを、慇懃無礼なにーちゃんに、適当に宥められながら首根っこ引き摺られるシーンが見たかっただけです。


分かってもらおうと思って居ない文章。


面白いか分からないので、本文には出さなかったのですが

「推しの概念、あ、○○の枝!! ブンブンしながらジムに行きたい」

「仕事嫌すぎて、デスボ聞いて闘志を振るい立たせる」

「ジャガイモが入っているカレーが推しだけど、ジャガイモ別添えのカレーが食べたい。お、お前ら勘がいーなー!!」

「え、『オメーのようなコミュ障が居るか』って? ○○っていう漫画のアニメ294話。○○兄さんが書いた手紙を音読しな。それに全ての私の心情が乗ってる。全コミュ障の気持ちを代弁した、ありがたーいお手紙だ。読めよ(´◉ω◉)」

みたいな話をしていると思います。


面白い話ってなんでしょうね。

推しに頭撫でられて、顔ぐしゃあってして、『今なら死ねる……!!』とかいう話ですかね。

蝉ですね。

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