海里 牙歌1
前回のあらすじぃ!
海里 牙歌と戦うことになったモブ男。
ムキムキの筋肉マッチョと戦って、生き残ることはできるのか?
ブックマーク登録や、星の評価、感想等お願いします!
「おらぁ!」
牙歌が獣のよう縫いかけだし、正確にモブ男の顔面を拳が狙う。
モブ男も全く戦えないわけではない。
今まで見てきた数々のデスゲーム参加者達の技を器用によって、マネする。
「ふんっ!」
「っ!?なに!?」
「俺の拳が交わされた!?」
「、、、見た目に反してやるじゃねぇか」
モブ男は牙歌の拳をなぞるようにしてそらす。
それに牙歌驚き、一瞬目を見開く。
しかし、すぐに笑顔を作る。
(あぁ~。失敗した。明らかにこの人バトルジャンキーじゃん)
「それじゃあ、もう1度行くぞ!」
「うわぁ。暑苦しぃ」
2人がにらみ合う。
お互いが隙を探り合い。
時にはわざと動いてヘインとをかけたりした。
そして、しびれを切らした牙歌が駆けだしたとき。
「ちょっと、待ってください!」
金髪の青年、抗が間に入って、待ったをかけた。
牙歌がぶつかりそうになるが、すんでの所で止まる。
そして、牙歌は抗の胸ぐらをつかみ、
「何してんだお前!」
「死にたいのか!」
「ひっ!ごめんなさい!」
抗を叱る。
ぶつかる可能性もあったのだから、起こるのは当然だろう。
今にも抗を殴りそうな勢いである。
「おれが止まれる特殊能力を持ってたからよかったものの、もしぶつかってたら大けがではすまなかったんだぞ!」
「命をもっと大切にしろ!」
「うぅ。い、いやでも」
「おれも、特殊能力で死なないようにはなってたので」
「大丈夫かなって」
(っ!いいこと聞いた!)
モブ尾は思わぬ情報に歓喜する。
思わぬ情報、それは、特殊能力についての情報である。
これで、モブ男がデスゲームを終わらせるのに1歩近づいたのである。
「だからってなぁ。お前は、、、」
牙歌の説教は4分ほど続いた。
・・・。
そう。
4分である。
「あ!」
「そろそろ時間じゃない?」
「5分くらい経ったんじゃ」
「え?、、、あっ!」
バシュバシュッ!
床から槍が突き出てくる。
広範囲から飛び出しており、その数は100を超えるのではないかというほどだった。
数本避けることには成功したが、すべてを避けることは到底できず、
グシャッ!
頭や喉など、あらゆるところに槍が突き刺さる。
モブ男は死亡した。
そして、
「、、、ん。ここは?」
「おはポン!」
聞き覚えのある声が聞こえる。
もちろん、お察しの通りポン子である。
モブ男は特殊能力により、死に戻りしたのだ。
モブ男の2周目のゲームが始まる。
一体2周目はどんなことが起きるのだろうか。
そして、一体何周でコこのデスゲームを攻略できるのだろうか?
新しく入手した情報。
朱陣 抗
・特殊能力(不明:死なないようになる?)
海里 牙歌
・特殊能力(不明:止まれる?)
次回予告ぅ!
次回、第7話「海里 牙歌2」
死んでしまったモブ男。
前回の経験を生かして、次のループは生き残ることができるのか?
ブックマーク登録や、星の評価、感想等お願いします!
それでは、次話でお会いしましょう!
「デスゲームをぉぶっ壊す!」