デスゲーム開始1
前回までのあらすじぃ!
デスゲームを終わらせたモブ男。
次はいったいどんな展開が待っているのか。
とりあえず、高校生なので学校に行くのであった。
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モブ男は高校2年生。
デスゲームに巻き込まれていないときには学校に行くのだ。
この世界ではデスゲームが多すぎて、デスゲームに巻き込まれているときには、欠席扱いにはならないぞ。
登校途中。
モブ男は近所の知り合いに会った。
「おはようございます」
「ああ。おはよう」
「最近デスゲームに巻き込まれちゃったみたいだね」
「大丈夫だったかい?」
「ああ。大丈夫でしたよ」
「でも、ちょっと気が抜けてました。もう巻き込まれないように気をつけますよ」
「はっはっは。無理だな。そりゃ」
「お前がデスゲームに巻き込まれないときは世界が終わるときさ。ワハハハハッ!」
「は、ははははっ」
(笑えねぇ)
モブ男は、この近所の人が言うように、よくデスゲームに巻き込まれる。
1年の半分はデスゲームに参加しているといってもいいだろう。
なんともデスゲームに愛された体質なのだ
「それじゃあ、俺は学校があるのでこの辺で」
「おう。元気でな」
近所の人と別れ、モブ男はバスに乗るためバス停に向かう。
モブ男の学校は遠いのでバスを使うのだ。
バスに乗り込むと、よく同じバスに乗る見慣れた顔がそろっていた。
モブ男はいつも座っている席に腰を下ろす。
そして、バスが出発しようとドアが閉まったその瞬間、
「動くなぁ!」
「動いたら撃つぞぉ!!」
そう叫んで1番先頭に座っていた人が立ち上がる。
その手には、真っ黒な拳銃のようなものが握られていた。
おそらく、バスジャックというものをするつもりなのだろう。
「おい運転手!俺の指示に従え!!」
「ひっ!?は、はいぃ!」
運転手はおびえたような声を出してうなずき、バスジャック犯の言うとおりにバスを通常の運行ルートから外した。
しばらくおとなしくしていると、ボロボロの屋敷に着いた。
「降りろ。1人ずつだ」
「ひ、ひぃぃぃぃ」
屋敷の前に降りていく。
モブ男は、バスジャック犯が他の乗客を降ろしているうちに逃げようとしたが、あたりには障害物がなく、隠れるところがないことに気づき、逃げるのをやめた。
(よく計画されているね。逃がす気はないみたい)
「全員屋敷の中に入れ」
1人ずつ屋敷に入っていく。
バスジャック犯は1番後ろに張り付き、逃げるものがいないか見張っていた。
「あ、あれ?思ってたよりきれいね」
「ほ、本当ね。外見とは大違いだわ」
「うるさいぞ!黙ってろ!」
「「ひ!ごめんなさい!」」
私語をしていた人たちがジャック犯に銃を向けられて注意される。
しかし、彼女たちが言うように屋敷の中はボロボロの外見とは違い、きれいに掃除され、壁や床hがワックスでピカピカに、割れていたと思われた窓は、内側にもう1枚あったようで日々1つ入っていなかった。
「1、2、3、、、」
ジャック犯は1人1人指さして人数を数える。
その顔は青く暗かった。
(完璧に計画はしたけど、初めてだから緊張しているのかな?)
「、6、7。7人か」
「それでは、貴様らには殺し合いをしてもらう」
「「「、、、へ?」」」
突然の殺し合えという宣告。
しかし、さらに驚くべきことが起こる。
「デスゲームの進行はこいつにやってもらう」
「ポン子。こい」
「ポンポォン!」
「みんなやっポンッ。元気ポン?僕はポン子よろしくポン」
柱の陰から狸型の人形が現れる。
全体的に茶色の布が使われており、目の部分はボタンになっている
このデスゲームのマスコット的存在だと思われる。
「僕が出てきたらこいつはもういらないポンね」
「バイバイポン」
ポン子がそう言うと、
パァンッ!
「「「「っ!?」」」」
「「キャ、キャアァァァァァァ!!!!?????」」
銃声のようなものが聞こえたかと思うと、ジャック犯は頭から血を流し倒れた。
おそらく死んでいるだろう。
「さて、邪魔者も消えたポンし、」
「デスゲームを始めようポン!」
次回予告ぅ!
次回、第4話「参加者自己紹介1」
またデスゲームに巻き込まれたモブ男。
今回のデスゲームも、誰も殺さずに終わらせることができるのだろうか?
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それでは、次話でお会いしましょう!
「デスゲームをぉぶっ壊す!」