今日の私(虫偏)
またもこのシリーズを出すことになるとはな
このテレビに光は灯っていなかった。でも音はするんだ。
それがなぜか僕は知ってる。
このテレビは、人を検知出来ないと光を消すんだ。
でも僕はここにいる。なんでテレビは光を灯さないんだろう。
僕の横には大きな立鏡がある。
ああ。そうか。僕は人じゃなかったんだ。
僕は人から忌み嫌われる存在だった。
どうして僕はそんなことを忘れていたんだろう。
きっと僕も僕が嫌いなんだな。
私は眠りから覚めた。
テレビが光るのと同時に帰ってゆくそれを、私は見逃さなかった。
私はそれを叩き潰した。
もうそろネタも尽きそう