表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢は賢妃を目指す  作者: りのみ
39/94

ヒロインによるヒロインのヴァンディミオン。

夜会でヴァンディミオンがいたから声をかけたら、セシリアに注意され、カインには追い払われそうになった。

それでもネックレスのことを聞いたら、なぜかヴァンディミオンの顔が急に真顔になってカインに話しかけた。


(なんで私が聞いてるのに答えてくれないの?!)


そう思って何か言おうとしたら王妃たちが来て側室に囲まれた。


私の邪魔ばっかり!今私はヴァンディミオンと話しているのよ!

戻ろうとしても側室たちが邪魔で戻れない・・・。

その後騎士に囲まれ部屋に連れ戻された。誰も私の話を聞いてくれない。部屋の前に騎士が立ってるから抜け出すこともできない。

仕方なく私は、椅子に座ってヴァンディミオンのことを考えていると、もしかしてカインに私のことを話してくれているんじゃないかと思えてきた。

私をみたヴァンディミオンが、ジュエル・オブ・インペリアルがふさわしい私に対する扱いをこの国の人間に抗議してくれているんじゃないかしら?

だってセシリアが転生者だからカインたちは攻略できなかったけど、ヴァンディミオンはランスロット帝国の皇太子だからセシリアと接点がないはず。

私も学園では接点がなかったけど、王太子妃になってないからリセットも二周目もないため今夜の夜会で会うっていう運命になったんじゃないかしら。

セシリアが転生者だからゲームのシナリオと違う行動をとっていることで少し違うストーリーになったと考えられる。本当あの女は邪魔だわ・・・。

ジュエル・オブ・インペリアルは国宝だけど、皇太子にとってはとても貴重な秘宝なの。それを欲しいって言った私はヴァンディミオンにとって無視できない存在だから、きっと存在を知って興味を持ってくれると思ったけど、今夜せっかく会うことができたのに邪魔されて話ができなかった。でもきっとヴァンディミオンが私を呼んでくれる。


そう思っていたら呼び出された。

期待して行ったのにヴァンディミオンはいない・・・。


国王にネックレスのことを聞かれたけど、私がもらうはずのものを欲しがって何が悪いの?

王妃はなぜかカインが私のせいで破滅だとか叫んでいるけど、カインが私を王太子妃にしてくれないのが悪いんじゃない!

そう思っているとセシリアがネックレスの価値について質問してきた。

そんなの知ってるわよ!ヒロインがヴァンディミオンにもらうものだもの!

私を幸せにしてくれないカインにお願いしてもらうのがどうして悪いの?ちょっと勘違いはさせたけど私が幸せになるためじゃない!

私もセシリアに転生者だろうと突きつけたけど流された。悪役令嬢のくせに仕事をしなかったことを言ったらそんなことしないのが当たり前って言われた。

他にも私が王太子妃になれない身分だから別に?って何それ!

すごく馬鹿にされている気がして文句を言っても誰も聞かない。

転生者でもやっぱり悪役令嬢じゃない!そんなことを言っていたら騎士に拘束され、部屋から呼ばれるまで出るな。と言われた。

きっとヴァンディミオンが助けてくれる。だって私はヒロインだもの。セシリアが転生者だからシナリオが少し変わっただけだもの・・・。

きっと私をランスロット帝国に連れて行ってくれるはず・・・。あと少し我慢すればいい・・・。だって


ヒロインは幸せに暮らしました。


でエンディングになっていたもの。

一回逆ハーレムにしているからきっとそうなる。バッドエンドだと誰ともくっつかなくて卒業パーティーを終えるけど、私は大丈夫。

セシリアがいるこの国では幸せになれないけど、ランスロット帝国なら邪魔なセシリアはいないからきっとうまくいくはず。

ヴァンディミオンとは接触したから私の思い通りにこれからは幸せになれる。

そう信じて眠りにつくことにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ