ヒロインによるヒロインの考察
セシリア・エヴァンジェリスタ侯爵令嬢・・・。おかしいと思ってたのよ!
ゲームの中ではもっと高飛車でヒロインを虐めるはずなのに何もしないし、してきたのは注意だけ!
だから私が色々しなきゃいけなくなったのよ!仕事しなさいよ!何で孤児院の経営なんてしてるのよ!
お茶会に行った時に思ったけどあの女絶対転生者だわ!
じゃなきゃこの世界で教育の大切さなんて気にしないはず・・・。
侍女が話しているのを聞いたら、最近貧民街の人間も働かせて人気とってるらしいし・・・。
さっさと王太子妃として無理なら側室として認めてもらわないと・・・。
カインにはきちんと謝ったし、他の皆にも謝罪の手紙も書いた。側室としての教育は面倒臭いけれどこれからの私のためには必要だからしなければならないし・・・。本当面倒臭い。
このゲームはヒロインが自分より高位の令嬢に勝って彼らに愛されるのがコンセプトだったから、王太子妃になったセシリアが転生者なら私が成り代わるのは多分無理。王妃や他の側室ががっちりセシリアに協力してるし、私は嫌われてるし。本来の私の居場所だったのにセシリアに盗られた。
カインだけでも繋ぎとめておかないと・・・。側室教育を頑張っているとカインが前みたいに少し笑ってくれるようになった。わからない事があれば教えてくれる。難しいし面倒臭いけど努力しないと。
他国のことは王妃がほとんどやってるからカインが知ってることは少ないけれど、私が知りたいことは知ることができたけどもう少し頑張らなきゃ。最終イベントでまさかの失敗だったから今度はきちんともっと準備しないと。セシリアが転生者だって知らなかったからの失敗だし。
とりあえず次は何の勉強だったっけ?本当に面倒臭い・・・。




