チュートリアル1
2話目
オープニングを視聴して出た感想は「このゲームは歴史に名を残すだろう」だった、今もこの世界で産声を上げているであろう名作達、それをオープニングのたった数十秒だけで軽々と超えたのだ。
固定電話が携帯電話に、その携帯電話がガラケーからスマートフォンに移り変わったように、これからの時代はパソコンなどではなくフルダイブ型のゲームが主流になっていくだろう。
「これからが本番、いよいよ始まるのか」
『これからこの世界についての説明を始めます』と頭の中に誰かの男とも女とも思える声が響いてくる、遂にチュートリアルに入ったらしい
『このゲームはいわゆる大規模多人数同時参加型オンラインRPG、MMORPGと呼ばれるジャンルのゲームです』
『しかしこのquagmireでは従来のMMOと違いメインクエストが存在しない』
『つまりクエストを受けたいと思ったら野良のNPCに自分から話しかけなければいけません、全ての行動がプレイヤーに委ねられているのです』
『そしてもうひとつこのゲームを面白くする要素があります、それはスキルや魔法などは自分で作れるという点です』
『魔法を例にするとオリジナルを作るにはまず元となる魔法が必要です、例えば氷魔法を作るためにはその元となる水魔法を手に入れる必要があります。』
『元となる魔法を手に入れたら次は作りたい魔法をイメージしながらその魔法が出来るまで繰り返し練習します、具体的な練習量はお答え出来かねますがかなりの時間がかかると思ってください』
『NPCからクエストを受けると報酬が貰えます、稀にスキルを入手できるクエストもあるので初心者の方はそちらの方法を試すのもいいでしょう』
『スキルも練習すれば身につけられるという点は同じです、しかしスキルには元となる物が無いため毒耐性を手に入れたいのなら毒状態になり耐性スキルを入手するまで待ち続けるしかないという事もあります。』
『攻撃スキルを独自の方法で身につけるにはかなりの時間を要するだろうと考えます、空手や柔道のような格闘技経験がある方は普通より早く入手出来るかもしれませんが現実に存在しないスキルを作る場合は普通の2〜3倍の時間を必要とします』
文章力が欲しい…書きたいこともかけないこんな世の中じゃ