第2話 報酬×始動×進化後
目を覚ますとルナの髪色が黒から白銀へと変わっており、さらに真紅に輝く瞳は蒼色に変化していた。
最初こそ戸惑ったがお昼ご飯をルナと一緒に食べたあとに彼方はステータス画面の開いてルナと相談することにした
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☆ステータス
名前:如月彼方
種族:ハーフ
レベル:1
生命力:600
魔力量:1000
攻撃力:450
防御力:800
素早さ:570
進化系樹:通常系樹(進化まで:1/10)
〔スキル〕
『オリジナル』
《[能動]聖剣召喚》《[能動]千里聖眼》《[能動]魔王武装》《[常時]全状態異常無効化》《[能動]気術<聖:魔>》
『ノーマル』
なし
【称号】
装着:なし
所持:《天狼の契約者》
常時:《勇者と魔王の子》《神威迷宮の挑戦者》
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「ルナ、これってどうなんだろう」←元に戻った
「うむ、はっきり言ってレベル1のステータスではないのじゃ」
「さすがにこれは僕でもわかるよ。高すぎるんでしょ?」
「うむ、そうじゃ。本来なら二桁の50以上なら運が良いなというところじゃろう」
「ルナ、この千里聖眼ってなにかわかる?千里眼なら知ってるけど」
「ふむ、妾が見た限りでは勇者の専用スキルである《聖眼》というスキルが魔王専用スキル《天魔眼》が統合進化した結果としかわからんのじゃ」
「こういう時に鑑定スキルがあれば便利なのになぁ」
「む?鑑定スキルなら聖眼の派生能力で使えたはずじゃぞ?」
「まじ?」
「まじじゃぞ」
「えっと、かっ《鑑定》」
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千里聖眼:聖眼と天魔眼を同時継承したため、統合進化した結果千里聖眼へとなった。
スキルランク[SSS+]
派生スキル:《鑑定》《模倣眼》《収納眼》《千里眼》《重圧の魔眼》《破滅の魔眼》
鑑定:鑑定することで情報を見ることが出来るスキル
模倣眼:視認することで模倣することが出来るスキル
収納眼:物を収納することが出来るスキル
千里眼:遠いところを見ることが出来るスキル
重圧の魔眼:重力を操作することが出来る魔眼スキル
破滅の魔眼:生物問わずに対象を塵にする魔眼スキル
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「えっぐ」
「妾がいた時よりも進化してるのじゃ!」
「強力すぎな気もするけどね」
「妾はもう失いたくないのじゃ」
「大丈夫、僕はどこにも行かないよ」
ルナの手は小刻みに震えていた
彼方はそんな彼女の手を取り言った
「失いたくない、守りたい。そう思ってもそれには必ず力が必要だ。だから手伝ってくれ、ルナ」
「わかったのじゃ。しかし具体的には何をするつもりじゃ?」
「神威迷宮を攻略する」
「にゃあ!?」
ルナは驚きすぎて素っ頓狂な声をだす。ルナの彼方へ向ける視線は「こいつまじか。頭いかれてるぞ」というタイプの視線だったがそんなこと関係ないという感じで続けた
「僕は強くなりたい。この退屈な世界が変わろうとしている。そこで生きるための、守るための圧倒的な力が欲しい」
その瞳はとても真っ直ぐで、決意が揺らぐことの無い、覚悟の決まった瞳だった
「妾は、妾、は、、、、、」
「さっ!しんみりした空気はやめて、お待ちかねのクリア報酬を確認しよう。ぐへへ」
「………顔がすごいことになってるのじゃ」
「じゃあ、クリア報酬を確認」
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【神狼選択】クリア報酬
通常報酬:全ステータス20倍、神狼の外套、神狼の双剣、スキルブック×2、万能系樹
隠しクリア報酬:天狼、天使召喚陣、融合系樹(吸血鬼)、融合系樹(素戔嗚尊)、成長速度比率増加
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「「…………」」
隠しクリア報酬だから余程いいものだと彼方とルナは考えていたが、予想を上回りポカーンと惚けてしまう
しばらく静寂が続いたが、静寂をやぶったのは神威迷宮でした声と同じ無気質な声だった
《全世界へ通達します。全時刻より12時間後にワールドクエスト【迷宮侵略】を開始します》
「「っ!」」
「ルナ、今から神威迷宮に潜るよ。今からレベルを1つでもあげる」
「わかったのじゃ。ただしスキルブックだけでも使ってからなのじゃ」
「わかった。スキルブック使用」
[スキル《周囲察知》《周囲操作》を取得しました]
「よし、行くよ。《鑑定》」
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周囲察知:自身を中心に半径3mの物や生物を知る事ことが出来る
スキルランク[B]
周囲操作:自身を中心に半径3mの物を自在に動かすことが出来る
スキルランク[B+]
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「これ結構使えるかも」
「良かったのじゃ。妾も手伝うのじゃ」
「じゃあ、行こう」
2人は神威迷宮へと潜って行った
***
警察署本部では緊急会議が開かれていた
「こんなの嘘に決まっているだろう」
「いやしかし、実際に一部の学校や企業の建物内で緑色の化け物に殺されるという事態が起きたのだ。これを無視することなど到底不可能だ」
「その緑色の化け物はどうなったのだ」
「この緑色の化け物は―――――」
会議は続き、警戒して置くに越したことはないという感じに纏まっていくと次第に緑色の化け物の名称へと変わっていった
「しかし、今後も緑色の化け物と呼ぶ場合、もし別の緑色の化け物が出現した場合、伝わらないと私は思います。なので今回一斉に出現した人型の緑色の化け物の呼称を『ゴブリン』と呼ぶのはどうでしょうか」
「ふむ、如月警視長。そのゴブリンというのはもしやあのゴブリンでいいのだろうな?」
「はい、緑色の人型の化け物という点ではゴブリンが一致してると思いますし、何より伝わりやすいと思いましたので」
「なるほど。ではこれより緑色の化け物の名称をゴブリンとする。異論のあるものは?いなければ次の議題へと進めるぞ」
こうして、正式に人型の緑色の化け物は『ゴブリン』として知れ渡っていくのであった
***
「《電光石火》」
バチバチと雷を纏い、狼の群れを一気に双剣を使い切り刻む。残りの1匹は純白の狼の爪によって倒されたと同時に無気質な声が響いた
《第53フェーズ終了》
「あー、つっかれたー」
「妾も疲れたのじゃ」
「でも、結構レベルも上がったね」
「む、妾は進化できるようになったのじゃ」
「おっ、まじ?何に進化できるの?」
「彼方の万能系樹の影響で明らかに妾の進化先がおかしいのじゃ」
「あーね」
僕が隠しクリア報酬の【万能系樹】という巻物があって、それを開いて使ったところステータスにあった進化系樹が通常系樹から万能系樹へと変わり、()の中にあった進化までが1/10から1/50へと変わって、さらにルナにも万能系樹へと変化した
そして神威迷宮を攻略するために神狼の外套という黒と赤を基準に仕立てあげられ、そこに神狼の双剣という2本の直剣を装備した。双剣のデザインも外套と同じため、不自然ではなかった
そして彼方はルナと一緒に神威迷宮に挑んだ
結果として、彼方のレベルは48になり、ルナに至っては25になり、進化が可能となった
休憩無しのぶっ通しで攻略したため、疲労がすごいがその分レベルがバンバン上がって行った
疲れきった2人はそのまま神威迷宮の中で寝てしまった
そんな2人を起こしたのは無気質な声だった
《時間になりました。ワールドクエスト【迷宮侵略】が開始されます》
「ふぁ。あれ、魔力も全回復してる。なんでだ?ってか、ルナの姿が変わってるけどもしかして…………」
「うみゅ、進化したの」
「《鑑定》なるほど、天気狼っていうのか……うむ、なるほど」
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☆ステータス
名前:ルナ
種族:天気狼
レベル:1
生命力:59300
魔力量:72000
攻撃力:90400
防御力:40020
素早さ:89030
進化系樹:万能系樹(進化まで:1/50)
〔スキル〕
『オリジナル』
《[能動]気術(1/5)》《[能動]未来観測(1/7)》
『ノーマル』
《[能動]飛爪(7/7)》《[能動]疾走(6/8)》
【称号】
装着:《守る者》
所持:《唯一無二の種族》
常時:《忠誠高き孤狼》
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このステータスをみて彼方とルナは「うへぇ」となったがすぐさま神威迷宮の外へ向かう
「あ、疲労が無くなったのこれの影響か」
「どれじゃ?」
「これだよこれ、《進行者の覇道》」
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名称:進行者の覇道
説明:変化していく中で己の道を進み続ける覚悟を持ち、尚且つ高位迷宮以上の挑戦者にのみ与えられる称号であり、挑戦者にあった称号を与えられる
形式:常時
効果:スキル《覇気支配》称号 《覇道を歩む者》
名称:覇道を歩む者
説明:世界の管理者が認めた者に与えられる称号
形式:なし
効果:覇王の試練への挑戦権の取得並びに覇王への決闘カードの取得
覇気支配:覇王が使う気術であり、使いこなすことが出来るスキル
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「彼方、変装しておくべきじゃ」
「どうして?」
「《未来観測》で視たのじゃが近くの大きい建物に魔物が溢れ出すのが視えたのじゃ。乱入して魔物を倒すのであれば正体を隠した方が今後の行動で疑われるかもじゃが確信させることは無いと思うのじゃ」
「なるほど、だったら40フェーズの報酬で手に入れた『無名の仮面』と神狼シリーズでいいと思う」
「ふむ、なら偽名を作らねばな。妾は前の名を名乗るつもりじゃが彼方はどうするのじゃ?」
「うーん、なんかいいのないかな」
考えているが1つ、思い浮かんでいた
そして、それを名乗ることにした
「素戔嗚尊」
「スサノオノミコト?」
「ああ、素戔嗚尊は天照大御神の弟として生まれましたが、高天原での暴挙により追放され、出雲に降り立ちます。その後、ヤマタノオロチ退治など英雄的な業績を成し遂げ、英雄神や開拓神として信仰されているというのがよく知られている伝承だな」
「う、うむ。よく覚えておるな(ちょっと引いてる)」
「荒々しい性格として知られてる。神格は暴風雨の神、荒神、英雄神、開拓神、厄除けの神というのが主なやつだな」
「…………(諦め)」
ジト目で彼方を見つめるルナだったが今更かと思い、別のことを聞いた
「今回妾は戦わないのじゃ。彼方のレベルがあと2つ上がることの方が優先じゃ」
「わかった、じゃあ、そろそろ行こうか。で、方角的にどっち?」
「こっちじゃ」
「なるほど。つまり昨日の学校での出来事は予兆だった訳か。いいね」
「この好奇心旺盛なところはリューガに似とるのう」
「ん?なんか言った?」
「いや、なんでもないのじゃ」
「じゃあ、れっつごー!」
≠≠≠
学校に着いた彼方とルナは既に変装済みで、呼び名も偽名にしている状態であった
「確かに魔力を感じるんだが、なんか弱いな」
「当たり前じゃろう。神威迷宮は世界迷宮を超えたダンジョンじゃ。あそこと比べるなどおこがましい程じゃな」
「へー、まあいいけど」
「妾は力が前よりも少ないから最小で最大の効果を出すことするのじゃが、か―じゃなくてミコトも普段からそうすることで力を上手く扱えるはずじゃ」
「なるほど、心がけてみるよ」
なんて会話をしながら学校を探索していく2人だが当然、イレギュラーは起こりうる。当然の事ながら魔物がどれほど溢れ出るのかなど想定しているが、それでもイレギュラーは起きた
「ギャギャギャ!」
「ギャギャッ!」
「ミコト、魔素が低いからまだ良いが、ここにあるダンジョンの放つ圧からして最下層には今の妾たちでは太刀打ちできぬ魔物がいるのじゃ」
「なるほど、このヒリヒリとした感じがライカの言ってた圧ってやつか」
「うむ、そうじゃ。しかし、魔素がダンジョンを通してこちらへ漏れ出ておる。少なくとも最短で半年、最長で2、3年後には地上でも魔法が使えるようになるのじゃ、それに魔物が出てくる可能性があるのじゃ」
「まじかよ」
などと雑談しながら人型の緑色の化け物、『ゴブリン』を素手で倒していく
「うーん、弱い」
「うむ、所詮Eランクの魔物じゃからな」
「てか、《領域察知》で場所わかるし、レベル差の影響でデコピン一発で消し飛ぶんだけど」
「そこはまあ、仕方ないのじゃ」
「仕方ないけどね―――――あ、レベルが上がった」
「あと1つじゃな」
「ってか魔法は無理でもスキルは使えるんだな」
「魔法は体内で練った魔力にイメージで具現化するのじゃが、その際に微精霊が補助をすることで具現化しておるのじゃ。慣れれば微精霊ではなく契約精霊を通して魔法が使えるのじゃ」
「なるほど、つまりその微精霊とやらがいないから使えないってこと?」
「うむ、性格には微精霊が存在するための魔素がないからじゃな」
「じゃあ、魔素が漏れ出てるからいずれ世界中に魔素が行き渡れば魔法は当たり前のように使えるのか」
「そうじゃ」と答えるルナに対してふと思ったことを聞いた
「なあ、もしそうなったら当然魔法を使った強盗やらなんやらが出てくるはずだ。そうなれば本当の意味で弱肉強食の世界になる。そしたら今の秩序が崩壊するんじゃないか?」
「その通りじゃ。弱肉強食の世界では強者こそが正義となってしまう。つまり生きるため、守るためには力が必要なんじゃ」
「そっか」
少し、しんみりした雰囲気になるが2人の周りは今もゴブリンが襲いかかっては倒され、塵になり消えていく代わりに緑色の宝石がどんどん積み重なっていった
その雰囲気を破ったのはまたしても無気質な声だった
《これより全人類のジョブ選択を開始します。また、15歳以上が対象となっているためそれ15歳未満の場合はそれまでジョブを選択をすることができません。繰り返します―――――》
「ジョブ?」
「な、なんじゃと!?そんな馬鹿な!?」
「ライカ、知ってるのか?」
「こちらの世界に来る前の、あっちの世界であったジョブ、彼方の《勇者》《魔王》はそのジョブのことじゃ。しかもものによっては厄災をもたらすものもあるのじゃ」
「ジョブ、つまり職業によって特化型になるってわけね」
そこでルナを見てふと気になり問いかける
「あれ、そういえば耳は人間なんだな」
「ミコトと一緒が良かったからな。わ、悪いか?」
「え、、いや、悪くないけど」
「そ、そうか」
「「………………」」
無言だけど居心地が悪い訳では無い、そんな感想を2つは思った
《ジョブ選択を開始します》
「そういえばライカってジョブを選べるの?」
「それが、分からないのじゃ」
「じゃあ―――ってなんかボードが出てきた」
「妾もじゃ」
「ならできそうだな」
ボードには質問があり、選択肢があった。それを2人は選んでポチポチ押していく、すると審査結果というでかでかとした文字の下にジョブが書かれてあった
「なんだった?」
「妾はマジックファイターというジョブじゃ」
「僕は、その、し」
「し?」
「神気使いだった」
「ふぇあ!?」
ルナは素っ頓狂な声を出した
「し、しししし神気使いじゃとぉ!?」
「なんか、名前からしていかにもチートですって感じがする」
「彼方のいう"ちーと"なんかとは比べ物にならないんじゃ!これは神の発する気配を感じ、自身で操り発する者でなければそもそも使用不可能なジョブなんじゃ!」
「なんか想像よりやばそう」
《レジェンドジョブ《神気使い》の獲得を確認。レベルが1上がり、進化が可能になりました。次の睡眠時に進化を実行します。また、個体名〔如月彼方〕の進化系樹である万能系樹に隠しクリア報酬の融合系樹、吸血鬼を強制融合させます。万能系樹吸血族へと派生進化しました》
「は?」
直後、彼方は全身に激痛が走った
「ぐぅ、うぐっ、、、、がぁぁ」
「彼方!?」
《続いて、契約従魔である天気狼の万能系樹を《未来観測》と強制融合進化、進化先は称号 《唯一無二の種族》により上位系樹へと派生進化します》
「うぐっ、ルナ、はやく、、、帰るぞ《疾走》」
「う、うむ《疾走》」
2人は急いで家へと向かっていった
彼方は家に入った瞬間倒れ、ルナは残りの力を意識がなくなる前に彼方を2階のベットに運ぶがベットの上で安心したことによりルナは意識を手放した
翌日、2人は正午頃に起きた
起きた2人はとりあえず顔を洗ってからテレビをつけて、カップラーメンにお湯を入れながらニュースを見ていた
どのニュースもダンジョンとジョブについてのことばかりだったが、一つだけ見過ごせないことが出てきた
『次のニュースです。昨夜深夜頃、千葉県柏市の高等学校の校舎内で2人組の不審者が人型の緑色の化け物を倒しているような光景が設置されている防犯カメラに捉えられていました』
その、防犯カメラに映像が流れた瞬間ルナは麦茶が気管に入り咳き込み、彼方は口角を上げた
そう、完全に昨夜の彼方とルナであった
「へー、面白くなってきたね」
「面白くなってきたねじゃないわ!彼方について行くつもりじゃがさすがに妾は顔がバレてしもうた」
「ん?狼になれば?そうすれば犬だって誤魔化せるだろ」
「―――――」
ルナは急に黙り込み、チラッ、チラチラッと彼方をみた
「じ、じつはのう。妾、進化系樹が進化して、その、格が上がってしまってな、その、犬と誤魔化しが聞かないほとになってしまったのじゃ」
「うーん、じゃあ親戚のじっちゃんの家にいた狼を引き取ったことにしとけば平気だろ」
「ほ、本当に大丈夫かのう」
「へーきへーき。何とかする。まあ、最悪の場合はちょっと神威迷宮行きすればいいでしょ」
「む?なんか違和感が...」
「気の所為でしょ。ってか、あえて街にできたダンジョンを変装して行くのもありだな。さて、そんなことより僕たちの今いちばん確認しなきゃならないことを共有しよう」
「なんじゃ?」
「それは進化後のステータスだ!」
「む、それは気づかなかったのじゃ」
共有したステータスはこんな感じだった
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☆ステータス+説明
名前:如月彼方
種族:ハーフ
ジョブ:神気使い
レベル:1
生命力:46500
魔力量:54500
攻撃力:43500
防御力:50500
素早さ:45900
進化系樹:万能系樹吸血族(1/75)
〔スキル〕
『ジョブ』
《神気操作(1/7)》
『オリジナル』
《[能動]聖剣召喚》《[能動]千里聖眼》《[能動]魔王武装》《[常時]全状態異常無効化》《[能動]気術<聖:魔>》
『ノーマル』
《危険察知(7/7)》《片手剣武(4/4)》《双剣武(10/10)》《疾走(8/8)》
『レジェンド』
《覇気支配(1/7)》
『グランド』
《領域察知(9/10)》《領域支配(7/10)》
【称号】
装着:《空間の支配者》
所持:《神狼の契約者》《一心同体》《覇道を歩む者》
常時:《勇者と魔王の子》《神威迷宮の挑戦者》《進行者の覇道》
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名称:神気操作
説明:神気を操ることが出来るスキル
名称:聖剣召喚
説明:聖剣を召喚するスキル。条件クリアによって譲渡可能になるスキル
名称:千里聖眼
説明:聖眼と天魔眼を同時継承したため、統合進化した結果千里聖眼へとなった。
派生スキル:《鑑定》《模倣眼》《収納眼》《千里眼》《重圧の魔眼》《破滅の魔眼》
鑑定:鑑定することで情報を見ることが出来るスキル
模倣眼:視認することで模倣することが出来るスキル
収納眼:物を収納することが出来るスキル
千里眼:遠いところを見ることが出来るスキル
重圧の魔眼:重力を操作することが出来る魔眼スキル
破滅の魔眼:生物問わずに対象を塵にする魔眼スキル
名称:魔王武装
説明:魔王の力を武装にして顕現させるスキル。条件クリアによって譲渡可能になるスキル
名称:全状態異常無効化
説明:全ての状態異常を無効化するスキル。力の源は不明
名称:気術<聖:魔>
説明:通常とは全く異なる気術を扱うことが出来るスキル
名称:危険察知
説明:半径1kmで自身と保護対象と選んだ者に迫る危険を事前に気づくことが出来るスキル。なお、脅威度が高くなればなるほど警告が激しくなる
名称:片手剣武
説明:片手剣の剣術と剣技のレベルがMAXになり、さらに成長の余地がある者に与えられる片手剣の極地
名称:双剣武
説明:双剣の剣術と剣技のレベルがMAXになり、さらに成長の余地がある者に与えられる双剣の極地
名称:疾走
説明:発動時に走る速度が5倍になる(倍率はスキルレベルに依存する)
名称:覇気支配
説明:進行者の覇道を得ることで習得したスキル。通常とは違う圧倒的な暴力とも言える気術を支配することの出来るスキル
名称:領域察知
説明:自身を中心に周囲の物事を知ることが出来るスキル。限界は半径5km
名称:領域支配
説明:自身を中心に周囲の物などを操ることが出来るスキル。限界は半径5km
名称:空間の支配者
説明:空間系スキルが2つ以上進化して、さらにスキルレベルがMAXになっている者に与えられる称号。効果:空間系スキルの能力に補正がかかる
名称:神狼の契約者
説明:天狼が神狼へと進化したことで天狼の契約者から進化した称号
効果:契約主より弱い狼系の魔物は服従する
名称:一心同体
説明:契約主と契約従魔の絆が深まり、連携が無意識下でもできるようになった者に与えられる称号
効果:なし
名称:覇道を歩む者
説明:世界の管理者が認めた者に与えられる称号
効果:覇王の試練への挑戦権の取得並びに覇王への決闘カードの取得
名称:勇者と魔王の子
説明:勇者と魔王の子に与えられる称号
効果:勇者と魔王の力を継承する。また、融合進化する時もある
名称:神威迷宮の挑戦者
説明:神威迷宮に挑む者に与えられる称号
効果:神威迷宮より下位のダンジョンでは死ななくなる。ただし死なないだけで怪我はする
名称:進行者の覇道
説明:変化していく中で己の道を進み続ける覚悟を持ち、尚且つ高位迷宮以上の挑戦者にのみ与えられる称号であり、挑戦者にあった称号を与えられる
効果:スキル《覇気支配》称号《覇道を歩む者》を取得する
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☆ステータス+説明
名前:ルナ
種族:時王[神狼:神獣]
ジョブ:マジックファイター
レベル:1
生命力:118600
魔力量:144000
攻撃力:180800
防御力:85040
素早さ:178060
進化系樹:万能系樹時王(進化まで:1/50)
〔スキル〕
『ジョブ』
《魔法術式付与(1/6)》
『オリジナル』
《[能動]気術(1/5)》《[能動]時間支配(1/5)》《[能動]時間遡行(1/5)》
『ノーマル』
《神爪(1/5)》《疾走(7/8)》
『グランド』
《眷属召喚(1/5)》
【称号】
装着:《守る者》
所持:《唯一無二の種族》《一心同体》
常時:《忠誠高き孤狼》
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名称:魔法術式付与
説明:魔法術式を付与することによって、魔力を流すだけで発動することの出来るようにできる
名称:時間支配
説明:時王の力の本質だが、強すぎるが故にスキルレベルのシステムを利用し、本来の力を抑えている
名称:時間遡行
説明:時を遡るスキル。時間支配のスキルレベルが一定レベルにまで上がれば時間支配へと戻っていく
名称:神爪
説明:飛爪が神狼へと進化した影響で進化したスキル。万物を切り裂く力を持っている(能力の強さはスキルレベルに依存する)
名称:眷属召喚
説明:時王の眷属『時の番人』『時の観測者』と神狼の眷属『星の天狼』『天狼軍』を召喚することが出来るスキル(呼び出せる数はスキルレベルに依存する)
名称:守る者
説明:心の底から守りたい者に命をかける忠誠を誓った者に与えられる称号
効果:常に防御力+5000、さらに1度しか使えないスキル《守護神獣解放》を習得する
名称:唯一無二の種族
説明:どの種族にも属さないものに与えられる称号
効果:進化時に任意の方向へ進化の補正が少しだけかかる
名称:忠誠高き孤狼
説明:契約主の進化系樹を取得することが出来る(ただし融合系樹は例外である)
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「このステータスって―――」
「うむ、強すぎるのじゃ」
「ですよねー。HAHAHA」
彼方は乾いた笑いをするが、内心まだ強くならなきゃと改めて決意した
そして翌日の朝のニュースにて変装時の2人を警察が捜索を始めることを知ることしり、めんどくさいけど面白いことになったなーと考える彼方であった