表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/15

チートスキル、期待しちゃうじゃん?

スキル、出ます

「よし、全員いるな」


ダニルは手短に全員が揃っている確認を終えるとステータスについての確認方法を話した


「まず、ステータスを測るにはこの紙、ステータス書がいるこの紙に自分の血を垂らすことで文字が浮かび上がる」


手に持っていた自分のステータス書を取り出し、指で示しながら説明し始めた


----------------------------------------

名:ダニル・スレイトル

レベル:80

魔技(スキル):増力

適性:炎・水・雷


筋力:300

防御:250

体力:150

魔力:100

魔防:200

速度:150

----------------------------------------


「この2番目にあるのが魔技(スキル)だ。スキルとは特殊な魔法で常に発動している物と自分が使って発動する2つの種類がある。俺の場合は一つ目のスキルだな。だいたいはスキルは一つだが稀に2つ以上持ってる奴がいるから、まぁ、期待しておけ」


スキルについての説明をし終えると、その下の適性について説明し始めた


「そして3番目の適性は自分に適性のある属性だ。適性は、によって様々で多い者も居れば全く無いものもいる。だが、基本的に光と闇、2つの適性が一度にあったものは今のところいない。使いたい魔法に適性があると威力が上がったり、使う魔力が減ったりする」


「そして、その下のが基礎ステータスだこの数値は特訓や練習によって値が変わるから頑張れば頑張るほど数値が上がっていく。ちなみに、この数値は平均が10で騎士とかは50が平均だ。」


「これで説明は終わりだ、なにか質問はあるか?」


説明を終えたダニルは、皆を見回し質問がないことが分かるとおそらく部下なのだろう人達にステータス書と小さい針わ渡すを指示を出し、皆にステータス書が渡ったことを確認すると


「よし!、じゃあやってくれ!ステータスは後で報告に来てくれ!」


その話を聞き終えたクラスの人達は自分の指を針でつくことに若干の不満を感じつつも言われた通りにステータス書に血を垂らしていった


「さぁ、俺のステータスは、っと」


----------------------------------------

名:風守辰(かさもりしん)

レベル:1

魔技(スキル):風操、翻訳

適性:風


筋力:20

防御:20

体力:30

魔力:30

魔防:20

速度:20


----------------------------------------


「え?…………」


辰は昨日からこうなる予感自体は感じていたが「まさか、そんなありきたりな〜」とタカをくくっていたいたので、この状況にいまだ脳の処理が追いついていなかった


「辰どうだった?俺は、まさに想像してた感じになった」


----------------------------------------

名:鈴木葉(すずきよう)

レベル:1

魔技(スキル):雷光、炎雨、翻訳

適性:雷、炎、水


筋力:70

防御:60

体力:60

魔力:70

魔防:50

速度:100

----------------------------------------


葉のステータスを無心で見ていた辰はさらに周りからの声で追い打ちを食らうことになる


「俺、スキル3個あるじゃん!」


「私、魔力100超えてる!」


「適性5個もあるじゃん!」




「おい、おい辰!…おい!」


「ゴミステ…適…性1………ハハ、まさにテンプレ……」


「辰、スキル!スキル!がまだチートの可能性もあるとりあえずダニルさんにきてみよ!」


「そ…そうだな!、まだ、まだスキルがある!」


この後に起こるであろう可能性を辰はもう、予想していた


「ダニルさん!この、この風操ってスキルどうなんですか?」


「あぁ?風操…風操……あ!、魔術師の中でも使いづらくて人気もないし、外れ扱いされてるやつか!でも風操がどうかしたのか?」


「ちょ!?ダニルさん空気読んで!」


「ハハハ、不人気……外れ…」


辰はチートスキルで無双することを期待していたし、願っていた。もちろん辰もハズレスキルになった場合のことを何度も想像したこともあるしそういう本も読んでいた。だが、だが本で読むのと実際にハズレスキルなるのとでは、絶望に天と地ほどの差があった


「やってやるさ…………」


「とうとう、辰が絶望で頭を……」


「やってやるさ!使いづらい?どうってことない!こちとらゲームやら漫画やらで蓄えに蓄えた知識があるんだよ!絶対に………絶対ににこのマイナースキルで最強になってやる!」


「辰………辰が変な方向に立ち直ってしまった………」


「おう!その調子だ!頑張れよ辰!」


「もうダニルさんは黙っといてください!!」

やっとスキル出せました。ちなみに、辰をさらに絶望に落とした声の3人は朝食の時の3人です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ