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異世界への憧れ

初投稿です

「はぁ〜、やーっと学校終わった」


5月半ば新しいクラスに慣れ、新しい友人ができ始めようとするこの時期にそんな台詞を呟いたのは風守辰(かざもりしん)であった


「そもそも、勉強なんかよりゲームとか漫画の方がいろいろためになりそうだけどなぁ」


辰はゲームをやっている間こそが人生を


「帰ったらまず漫画、それからゲーム、それから漫画…」


そんないつも通りの計画を立てながら帰路についた。

辰の家は学校から遠い距離で少しの寝坊でも遅刻を覚悟するくらいには離れた位置にある


「ただいま」


「おかえりなさい」


いつも通り母に挨拶をしつつ辰は自分の部屋に向かって歩いていく


(はぁ〜……どうにかして異世界転生とか転移できないかなぁ〜、)


そんなありきたりなことを考えながら漫画を読み、ゲームをやり、また漫画を読み、ゲームをやりこのまま時間が過ぎようとしていたところだった


「いてっ………なんだこれ?…指輪?」


床には、緑色の宝石がついている素朴でありながら昔から受け継がれてきた歴史のような荘厳さを感じさせる木でできている指輪が落ちていた


(どこから落ちて来たんだ?)


そんなことを考えながら床に落ちた指輪を拾ったとき


ゴォオ


「はぁ!?」


床に漫画で見慣れていたが現実では見ることが叶わなかった模様が広がっていた


「こ、これってもしかしなくても、異世界召喚じゃねぇーの!?」


それは、漫画で見る物の何倍も美しく不可思議な雰囲気を漂わせていた


シュン


その()()()が消えた後にはなにも残らなかった



〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「〜〜〜〜〜!」


そこはまるで物語の中に入ってしまったと勘違いするほどの美しい神殿のような場所。

まさに夢にまで見た異世界の王宮そのものだ


(やっぱり、やっぱり! やっぱりこれ異世界召喚じゃん!)


「あの…よろしいでしょうか」


さっきからこちらの様子を伺っていたいかにも【魔術師】のローブを着た男がこちらへと話しかけてきた


「はじめましてわたしはアルク、この王宮専属の魔術師であり貴方達を迎える者です」


アルクはそう言い終えると手を出し握手を求めてきた


「ここに呼ばれたってことは、世界の危機とか魔王の侵略とかが起こってるんですね?」


握手を返しつつそう質問すると


「はい、10日前に天霊様からお告げがあったそうで『世界の危機が近い別世界の民を救世人としてたよれ』と、そしてその次の日から一人ひとりとこの世界に召喚されていきました。」


それを聞いた辰はますます想像通りの異世界転移の展開に胸が踊るほどの感情を抱いていた


「それよりも貴方……達?」




そうアルクは告げるとなにか思い出したように


「そういえば、救世人様達は……クラスメイトでしたか? あまり聞き馴染みの無ない発音だったのでで印象に残っています」


(クラスメイトかぁ〜まぁテンプレだな)


「アルクさん、クラスメイトってここの世界にはない発音なんですか?」


「はい、少なくともこの王国ではあまり聞き慣れない発音ですね」


(へぇ〜日本語とは違うんだ…翻訳機能でもついてるのかな?それにしても、クラスメイトの人達なんだ………やばくね!? もし別のとこのクラスだったら一人じゃね!?)


「あの…その人達は今どこに」


冷や汗を流しながら問題を尋ねた


「救世人様たちは訓練に備えて図書館で勉強中です」


「訓練?」


「あぁ、それも説明しなければいけないのでこの部屋を出たら右にある部屋に行きますのでついてきてください、そこで騎士団の人から今後の予定も合わせて聞けますので」


アルクはそう言うとそのまま身をくるりと向きを変え廊下を歩き出す


辰は内心これからのことに若干の不安を感じつつもアルクの後を追った

書き方が定まってないので、途中で変わるかもしれませんが書き方を探りつつ書いていきます。

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