めんどくさい二人
「何であたしのしたいことを否定するの。あたしはあたしの好きなようにする。今回は失敗したから次は上手いことやる。だから」
「・・・この際はっきり言うよ。その方が真中のためにもなるから。僕は真中のことすきだよ。幼馴染としても異性としても」
庄田君は急に真中さんに告白する。
え、今告白するの!?なんで!?
「でも僕は真中に何もしてあげられない。ふつりあいなんだ。だから僕のことは諦めてくれ。頼む」
庄田君は真中さんに頭を下げると真中さんは
「・・・勘違いしないでよ。あたしが好きでしてることって言ったじゃない。あたしは別にあんたのこと好きでも何でもない。腐れ縁としか思ってない」
「知ってるよ。そんなこと昔から。だから何で僕を助けるのかがわからない。ただの幼馴染じゃないか。僕らは」
「そうだよ。あたしらは幼馴染。それでいい。腐れ縁でいいんだ。でもあたしはあんたがいじめられてるのをみると他の人がいじめられるのをみているよりイライラするし、あんたが他の女とイチャイチャしているのも見ていてイラつく。だからあたしらはお互いに好きでも付き合ったらだめなんだよ。庄田。あたしは頭では区別しているつもりだけどあたしもあんたのこと異性として好きなんだ。感情論で言えばね。でもあたしはあんたとつきあうべきじゃない。わかるだろ?」
真中さんは庄田君をみながら真剣に言う。さっきは腐れ縁としか言っていなかったのに今更庄田君を好きっていうなんて。意外と真中さんも難しい人なんだな。
「そうだな。それはわかる。お前がよくても僕がだめなんだ。だから僕は無理に距離をつくって女遊びばかりしているんだ。僕には真中は相応しくない。真中はもっといい人を見つけるべきだ」
「それはこちらのセリフだよ。あたしみたいなガサツな女、あんたには相応しくない。だからこそあたしらは悪態をついてるしあまり喋らないようにもしている。この気持ちに素直にならないように」
「・・・互いに面倒だな」
「そうね。あたしらは面倒ね。その点は似てるかも」
2人はお互いに笑いながら言うとそれを見ていた岡峰さんが僕に
「ねぇ。あの2人どうにかしてくっつけられないかな」
え?くっつける?あの2人今お互いにつきあえないとか言ってたのに?僕らでどうにかしようって言うの?
「だってもったいないよ!両思いならくっつくべきだと私は思うよ!つきあわないほうがお互いのためになるとかおかしいじゃない!絶対付き合った方がいいよ。あの2人」
岡峰さんは僕に言うが恋愛経験皆無の僕にどうしろとは思った。




