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真中と庄田 2

「待って一君!どこに行くの」

「どこって、屋上に」


 僕は布団から出て歩き出そうとするとふらついてこけそうになる。さらには追加で駄イケメンといた男たちにやられたところが激痛でなかなか動けなかった。

 や、やっぱり慣れないことはあまりするべきじゃないのかな?

 僕は地面に四つん這いになっていると岡峰さんが僕に肩をかして


「一君はお人好しなんだから。でもそんなところも素敵だと思うよ」

「お、おう。それありがとう」

「どういたしまして。それじゃ私が肩をかすから一緒に屋上に行こうか」


 僕は岡峰さんに肩をかしてもらって屋上に一緒に向かった。

 僕と岡峰さんが屋上に着くとそこには空を見上げる真中さんと真中さんをまっすぐ見る庄田君がいた。

 あの2人、何を話してるんだろ?


「一君。ここはとりあえず庄田に任せてみましょう」


 岡峰さんは僕に言うと僕達は屋上前の扉で様子を伺う。


「なぁ。真中。何でこんなことをしたんだ?僕がいじめられるのなんでいつも通りなんだ。だから気にしなくていいって言ってるのに」

「あたしは、あたしは知り合いがいじめられてるのを見たら無性に腹が立つのよ。特に今回みたいな陰湿なやつは。馬鹿庄田はただ馬鹿なことをしてるだけで悪いことはしていない。女性から見ればクズ野郎だけどさ」

「はは。それは耳が痛い」


 庄田くんは笑いながら真中さんに言うと今度は真剣な目で真中さんに


「今回のことでわかっただろ?真中。僕のことは気にするな。君は君らしく学生生活をおくるといい。僕のことを気にしていたらいつまでもヤンキーだと思われつづけるよ。僕なんかのために汚名を被る必要はないよ」

「あたしが慈善活動でこんなことしてると思ってるの?」


 真中さんが今度は真剣な目で庄田君に言う。ん?なんかこの2人、まさかと思うけど両おもい?


「一君。私何となく真中の気持ちわかるんだ。真中がなんで庄田のためにあそこまでしたのか。真中は庄田が好きなんだと思う。でも素直になれないし庄田のクズみたいな女遊びが好きな性格状告るのは難しいんだと思う。だからせめて庄田をいじめるやつからは守ろうとしてるんだよきっと。あくまで想像だけどね」


 あの2人の雰囲気を見てると確かにそう思う。真中さんは腐れ縁とかいいながらあそこまで行動したから。きっと真中さんは庄田君が好きなんだ。

 僕と岡峰さんが真中さんは庄田君が好きなんだと予想していると庄田君は


「僕のことを助けてくれるのは正直言うとありがたいし嬉しい。でも真中は僕なんかよりもっといい人を守るべきだ。僕のことは放っておけばいい」

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