表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/44

スポーツセンターへ

 6限目のチャイムが鳴った後、帰りのHRが終わると岡峰さんと佐々木さんが僕に近づいてきて


「村崎君。今から駅の近くにあるスポーツセンターにいかない?」


 スポーツセンターにか。そうだな。確かに最近運動不足なのもあるし、それと多分ドッチボールの練習でもするのかな?


「ふっふっふ。村崎君。スポーツセンターで何をするかわかるかな!」

「な、何をするかわ、わかるよ。交流会の練習、だよね?」

「そう。それもある。でもね、スポーツセンターにいこうがどこに行こうが私達のやることは決まってるよ」


 佐々木さんはやたらと決め顔で僕に聞いた後に岡峰さんは


「はいはい。普通に遊ぶだけでしょ。そう無駄に決め顔とかしなくていいから。真中さんもどう?」


 岡峰さんは僕の後ろの席にいた真中さんに聞くと真中さんは


「あたし?別に構わないよ。今日は暇だからさ。部活とかも入ってないし」

「私も入ってなーい。京子も入ってなーい。もちろん村崎君も」

「い、いや。僕は一応部活は入ってるよ。文化系のだけど」


 僕は部活に入っていることを言うとなぜか佐々木さんはショックを受けていた。いやなんでショックなん?


「そ、そんなぁ。みんな部活には入ってないと」

「あたしも入ってないのは助っ人頼まれたりするからだよ。だからあたしは1つの部活には所属できない。それだけ」


 え、すごい。真中さんそこまで運動神経いいのか。これなら交流会で即戦力だね。僕の言えたことじゃないけど。


「とりあえずいくならいこうか」


 真中さんは席から立ち上がり、鞄を持つと僕らと一緒に下駄箱に向かう。下駄箱に着くと下駄箱の中を見てため息をつく庄田くんがいた。


「全く陰湿なやつらだほんと。はぁー」

「庄田。何してんの?」

「ま、真中!なんでここに!?」


 真中さんに気づいていなかったのか庄田くんは慌てていた。いやここ下駄箱だから普通に真中さんもつかうよ。それに同じクラスだし。


「なんでってこれから帰るからだよ。あんたこそ下駄箱の前でため息でもついて何してるの?もしかしてまたラブレター?」

「そ、そうだよ。この僕には惚れている子はたくさんいるからね。いやはや困ったものだよ」

「あっそ。それなら早くどいてくれない?あたしら帰るからさ」


 真中さんが言うと庄田くんは慌てて下駄箱の扉を閉めて下駄箱からはなれていく。


「帰る前に余計なやつを見てしまったな。明日は雨だね。気分が」


 真中さんはため息をつきながら言うと下駄箱から靴を取り出し、上履きを下駄箱に戻す。真中さんの後に僕らも外履きに靴を変えて高校から出た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ