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真中 亜美 2

「みみっちい奴らだな。行かせてやればいいじゃないの。面倒な男どもね。これだから無駄に顔に自信のある男は」


 僕達の騒ぎにきいていてうんざりしたのか真中さんが机をばんと叩いてい言う。

 周りの人達はそれを聞いて「ひいっ!」といい、僕に絡んできたイケメン男も腰を抜かしながら後ろに後ずさっていた。


「す、すごい。顔だけ男をあんなあっさり黙らせるなんて。なんて圧なの」

「え?いつも通りの真中っちじゃん」


 岡峰さんが驚いていた時に佐々木さんは当たり前のようにいう。

 あれ?岡峰さん佐々木さんと一緒にいるとき話してるんじゃ


「何言ってんの京子。私と真子が話してる時はそっぽ向いてるじゃない」

「えー。でも最近私がおいてかれてると真中っちが私と一緒に帰ってくれてるよ?照れくさそうだったけど」


 佐々木さんが岡峰さんに言うと周りのみんなが


 ーーえ?あの真中さんが佐々木さんと一緒に下校?見たことある?

 ーーないない。というかみてたら睨まれるじゃん。真中さんは目で不良を倒せるって噂だし、1匹狼みたいなキャラだからいつも1人で帰っているかと


 え?誰もみたことないの?真中さんと佐々木さんが一緒に帰ってるとこ。

 僕が佐々木さんの言葉に驚いていた時に真中さんは僕ら3人に近づいてきて


「ほら。早くいくよ。私が一緒に行ってやるから早く済ませるよ」


 真中さんが僕達に言うとみんな黙って僕達をクラスから出ていくのを見ていた。真中さんすげぇ。

 僕達は真中さんに僕がいつも高校で食べている場所に案内すると


「へぇ。こんな場所あったんだ。静かでいいな」

「う、うん。こ、ここは僕みたいな、い、陰キャがいやすい場所だからさ」


 僕は真中さんに言うと真中さんはため息をついて


「保健室に連れて行ったときも言ったでしょ?あなたはもう少し自信を持った方がいい。ね?岡峰さん」

「その意見には激しく同意だよ。真中さん。それより意外と親しいんだね?真中さんと村崎君」


 岡峰さんが僕を睨みつけながら真中さんと僕に言う。な、何で睨みつけられているんだ?僕なんか悪いことした?


「軽く話す程度には仲はいいよ。というかあたしも1匹狼するの疲れたしさ。ヤンキーみたいな扱いされてるけどぶっちゃけヤンキーじゃないし。全く、誰があんな噂ばら撒いたんだか。おかげで高校生活やりづらいったらありゃしない」


 真中さんははきすてるように愚痴った後適当な場所に座ると手に持っていた昼飯の、メロンパンを袋から開けてほおばっていた。

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