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PC9801を例に取ると・・・・・・

作者: 猫田蛍雪

 皆さんは、NECのPC9801という名のコンピューターをご存知であろうか。

 過去に発売されたNECのパソコンで最も有名なパソコンである。

 現在の私たちの生活では見かけることはなくなったが、インターネットで情報を調べてみると企業の規模を問わずに未だに使っているという情報がある。

 例として工場の生産ラインの一部に用いられていたり、設計をする際に用いられていたりすることが挙げられる。

 なぜ、そのような古い設備を用いているのか?

 設備を新しくすればよいのに。

 誰しもそう思うだろうが、難しいのである。

 なぜならば、設備を新しくするためには莫大なお金を必要とするからである。

 だから、現在の設備を繰り返し修理し続けていくしかないのである。

 しかし、どんなに繰り返し修理してもモノには必ず寿命がある。

 修理して使い続けたモノの代わりとなる、モノがあればよいのだがない場合もある。

 その例が、NECのPC9801である。

 既にメーカーの保証期間は終了しており、当然であるが生産は終了している。

 そのため、どこかで中古でもよいから、まだ動くPC9801を購入しなければならないのである。

 それが、できなければ廃業だ・・・・・・。


 技術は常に進歩しており、社会は新しい技術やモノを積極的に取り入れたり、導入したりしようとしている。

 しかし、社会の中身をよくみると取り残されている人たちがいることを忘れないでほしい。


 終わり

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