どうやら異世界に転生したようです
帝国 帝都シンヘルド
「父上今日も朝の鍛錬よろしくお願いします」
僕はどうやらこの世界に転生したようです。最初は訳が分からなかった。しかしだんだんと月日を重ねていくうちに色々と分かった。この世界はまず魔法がある事と大戦が起きそうなことくらいは僕の住んでいた日本と一緒だった。今思えば雪乃や春樹ともっと遊べばよかったと思っている。そして僕の生まれた家は代々軍人一家で父上は帝国軍参謀本部長らしい。母上は僕を産んだ時に死んでしまったから顔を知らない。一番驚くことは前世と殆ど容姿が変わっていないのだ。これについてはよく分からない。だが特に気にしてもいない。
そして今僕は毎日の鍛錬を父上に頼んでいた。
「いいぞまずは組手からだ。最近ファルケは私にも勝てるようになってきたからな」
「それは父上が日頃から教えてくださっているからですよ」
「そうか、後4年もすればお前も軍に入るんだ。だからそれまでにもっと強くなり色々と学ぶんだぞ」
「はい分かりました」
そして朝の鍛錬を終えた僕達は朝食を取りながら今日ある魔法の適正について話していた。
「ファルケ今日は魔法の適性を調べるんだったな」
「はいそうです。魔法の適性があれば良いのですが」
この世界の魔法は空を飛ぶのと銃の玉に魔法を込めて爆発させるのと爆発や玉を弾くシールドぐらいしかできない。
「では父上僕は行ってきますね」
「あぁ頑張れよ」
僕は緊張しながらも魔法適性を調べる魔法研究省へと向かった。
「次ファルケさん中へどうぞ」
とうとう僕の番が来た。
「おい、これは凄いぞ」
「あぁここまでの適正値を見たのは初めてだ」
何やら周りの研究員の人達がザワザワしているんだけど何かあったのだろうか。
「君の適正値は過去に類を見ない程の高い数値を出している。君は魔法学院に向かいたまえ。そこは魔道士を育成するための場所だ」
「えっと魔法学院は試験を受けないと入れないと聞いているのですが」
「それならば問題ない。これ程の魔道士を学院で育てないのは国益を害する事に近い」
驚いた、何せ僕が憧れていた魔法学院に試験を受けずに入れるのだから。この事を父上に話したら凄く喜んでくれた。
そしてそれから5年の月日が経った。
この5年間で色々とあった。一番は連邦共和国との戦争だろう。向こうから宣戦布告してきたが現在は戦争を優位に進められている。この調子で行けば講和をして多額の賠償金と土地を得られるだろう。
そして私も一年前から最激戦区の東部戦線に配属されている。今16歳だが父上の戦術を試していたらいつの間にか少佐になり大隊長である。
しかし半年前連邦共和国が禁忌とされている召喚魔法を使ったらしい。召喚された者達はかなりの強さらしいので警戒し無くてはならない。そろそろ戦線に出てくるらしいからな。
それにしてもいつ連邦共和国は講和を申し入れてくるのか早くして欲しいものである。
「大隊長殿準備が整いました。いつでも行けます」
「ご苦労中尉、ではまたあの地獄へと行こうか」
今日も私は東部戦線の地獄の空を飛び敵を殲滅する
いかがでしたでしょうか?
誤字や脱字があれば教えてください
ではまた次のお話で




