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プロローグ
魔法と機械の技術を合わせ持つ世界、ソルドノーツ。
五本の剣から生まれたとされ、剣に触れたものは神と呼ばれるようになったとされる。
いくつもの文明が生まれ、様々な事象が原因で滅んでいった。
――曰く、別々の剣から生まれた神同士の闘争による滅び。
――曰く、人類の絶大な技術力がもたらした滅び。
――曰く、ある日を境に記録が抹消するという滅び。
言い伝えのため真偽は定かではない。しかし遺跡や遺産の存在が過去の文明の存在証明だ。
そして現代――後に古神時代、機械時代、魔導時代と並び称されるとある時代での数人の冒険者たちの物語りがある