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問題は唐突に
目を開くと、自然あふれる森が目に入る。
手をついて立ち上がるが、自分の体に違和感がある。
試しに手を見るが少し小さい気がするし、心なしか視線も低くなってる気がする。
(これは、幼児化したのか?)
「あー、あー」
美しい鈴のような声がなる。
「ちっ、あの神に干渉されたか。」
「はぁ...『器の情報を変更』」
《...失敗しました》
________
「う~ん、これからどうしよう。」
「服は着てるけど...今どんな見た目なんだ、嫌な予感がするが。『水鏡を生成』」
生成した水鏡を覗いてみるとそこに映っているのは、真っ白な髪に白を基調とした着物ドレスを着た身長150㎝ぐらいの女の子だった。
「いや、なんで着物ドレスなんだ。」
ん?
「あれ、てかこれ幼女じゃね?」
アッ
\(^o^)/オワタ
「まあいいや、どうするか考えよう。」
主人公はのんきだった。
それでいいのか、主人公。