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第850話迷宮宇宙26


第四階層を進むこと数分…


「ふぅん…ここからは敵もトラップも普通に出てくるんだね?トラップ自体は大したことないけど、アンチステータスゾーンのトラップだけは面倒だね。パパは影響はないみたいだけど、なんかリーゼは力の半分以上が削がれた感覚がするよ」


「なんで?お前だけその程度で済むんだよ?」


「叔父さんとは神格エネルギーの総量がまるで違うからに決まってるじゃん?」


リーゼと兄ちゃんはそんなやりとりをする。


ここに来て、ダンジョンのレベルは若干上がったように思える。

今のところはアンチステータスゾーンのトラップの時の敵はアンチステータスゾーンを食らった兄ちゃんでも問題なく倒せる程度の敵だが、それもいつまで続くかわからない。

今で四階層…

このダンジョンが何階層まであるのかわからないが、次の五階層は節目と言ってもいいから、なんとなくレベルが違う気がするのは、俺の勘だろうか?

そのことをリーゼに言うと…


「うーん…なんとも言えないけど、リーゼはそうゆう直感って大事だと思うよ。まあ直感を無視して痛い目見たからこそ言えるんだけどさ?」


とのことだ。


今度はそこまで焦る必要はないので普通のペースで襲ってくる敵やトラップを攻略しながら俺達は進んで行く…




その頃…


既にリーゼが去ってから数分が経つが、ミグ達は未だに先程リーゼと戦っていた地点にいた。


一同の空気は重い…


足手纏い…

お荷物…

神格エネルギーの貯蔵タンク…


それはリーゼからミュラ達が言われた言葉だった。

そしてそれは紛れもない事実だった。

事実だからこそ、それは一同の胸に深く突き刺さった。

リーゼ1人に完膚無きまでにボコボコにされた面々には誰も反論などできるはずはなかった。


「みんな相手が悪かったっんだって?ね?」


「ミグ?それは慰めじゃなくて嫌味だから黙っててほしいかな?まあウチらミグにはごめんなさいしか言えない立場なんだけどね…」


さすがのシーラも最後は尻すぼみになる。

その時だ。


「あの…みんな…1番足手纏いな私がこんなこと言うのもどうかと思うけど…」


おずおずとした様子でミュンは口を開いた。


「たぶんあれは私達が思っているほどの化け物じゃないと思う…」


一同はミュンの次の言葉を待つ…

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