表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
836/1167

第777話白天VS眠鬼2


速い…だが対処できないかと言われると正直余裕だ。


「領域覚醒っ!!」


オルメテウスのスピード更に一段階上がる…


甘めーよ。

まだ対処可能だ。

この程度でここまでかけ離れた神格エネルギー差を覆せると本気で思っているなら、俺はコイツを過大評価しすぎたようだ。


だが…


「真覚」


オルメテウスのその言葉と同時にとんでもない衝撃が俺を襲う…

俺は気づいたら神界の大地の奥深くにめり込んでいた…




さて…俺が今どうゆう状態かって?

現在進行形で神界の大地にもの凄い勢いでめり込み続けています。


「ちっ…」


俺は体に力を込めて無理矢理、急停止をかける。

俺にダメージは一切ない…

ふざけた威力だったが不滅の領域纏いはしっかりと機能している。


だがそんな事よりあの威力はなんだ?

あの神格エネルギーとかそんな問題じゃねーよ?

たぶんだが、俺ですらまともに反応できない速度で真下にぶん殴られた結果がこれだ。


オルメテウスの気配は感じるし、地上に復帰することも簡単だ。

だが、このまま復帰すれば同じ事になるのは目に見えている。


なら…


俺は核玉に力を込める…


「神帝の絶対領域!!」


俺がそれを発動したその瞬間、とんでもない勢いでそれは広がる。

そして惑星3個分をすっぽり覆う程の巨大な絶対領域が出来上がり、核玉の強制吸収がはじまる。


神界の大地?

惑星3個分のとてつもない大穴が空いてるよ?


だが、残念ながらオルメテウスは効果範囲の外だった。

これマジで相当吹っ飛ばされたな…

オルメテウスの気配を探ると、絶対領域の効果範囲からさらに惑星4つ分の距離が離れている。


俺は一度絶対領域を解除してから、オルメテウスに向かう。

転移は使わない。

転移の隙を狙われて俺はティナの攻撃を受けてしまった。

同じ過ちは犯さない。


俺達アラウザルゴッドにとって、惑星数個分程度の距離の移動など一瞬だ。

俺は一瞬でオルメテウスと会話ができる距離まで近づいた。


「やってくれるじゃねーか?ふざけた動きしやがってよ?」


「悪いが抵抗もせずに黙ってやられるつもりはない。それにしても無傷とは…なるほどそれがお前の不滅の領域纏いか」


俺がオルメテウスの尋常じゃないステータスを予測できなかったように、オルメテウスもまた俺の不滅の領域纏いを予測できなかったらしい。


俺とオルメテウスは再び睨み合う。

俺とオルメテウスの戦いはまだはじまったばかりだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 今更なんですけど、覚醒と、概念、神毒の重ね技はできないんですかね?できるんだったらオルメテウスのイカレタ身体強化にも少しはついていけるんじゃないですかね?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ