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第62話第ニ世代最強の魔王


俺は神託を使ってミグのステータスを見る。


固有名 ミグ・ヒピー


種族 ヘルスライム (進化数1)ランクSS-魔王種


level8549


HP160000000000/160000000000


MP∞


力170000000000


耐久150000000000


敏捷160000000000


通常スキル


言語理解


固有スキル


魔王4/16

MP無制限


王級スキル


拳王

剣王

弓王

賢王

竜王

悪魔王

暗黒王

血の王

獣王

聖王

闇王

死霊王

時間王

太陽王

索敵王

金精王


帝級スキル


地獄帝

六道

不滅の帝

魔導帝

重力帝

次元の帝

光速の帝

理の帝


称号


生まれながらの天才

魔王

生ける伝説

神に迫りし者

生物の頂点

歩く災害


〜〜〜


バカじゃねーの?

こんなの勝てるわけねーじゃん?

いや、正直だいぶ強くなったし勝てないまでもいい勝負できると思ってたわ。

なにこれ?

帝級スキルも王級スキルも称号も、頭おかしいんじゃねーの?

王級スキルが16。

帝級スキルが8。

そして、それに伴ってついてきたキチガイみたいな称号。

神に迫りし者ってなんだよ?

もうこいつ神でいいじゃん?

そんなレベルだよ。

しかも不滅の帝を持っている以上、即死も不可能。

他のスキルも詳しくは見てないがヤバイのだけはわかる。

かと言って逃げれるか?って言われればたぶんそれも無理。

なに?

光速の帝って。

絶対逃げらんねーじゃん?

ヤバイヤバイヤバイ。

考えろ。

何とかする方法を…

あーとりあえず一旦、分裂体は消滅させてHPを増やすか。

俺は分裂体を消滅させる。


そんな事をしている間にミグは言う。


「さすがにここであたしが全力出したら、ミュラっち達にも被害が及ぶからぁ。発動。帝級スキル、次元の帝。」


突如、真っ白な空間に強制転移させられる。


うん、アウト。

閉じ込められた。

これ、俺死んだんじゃね?

不滅の帝があるから、死んでも復活できるけどそれでフィリアとフィリムも含めて、配下達に預けた触手のカケラを全て消滅させられれば終わる。

クソがっ、だがやるしかないか。


「すぐには殺さないよ。楽に殺したらジオっちが浮かばれないもん。」


ミグはそう言って向かってくる。

速い。

速いが対処できない速さじゃない。

たぶん単純なステータスに任せての突進だろう。

俺は王級スキル、拳王を発動させてミグにぶつかる。

帝級スキルはまだ使わない。

ただでさえ少ない手の内簡単に見せてたまるか。


「わーおっ、初撃を防がれたなんて何十万年ぶりだろう?」


俺はその言葉を無視して、千手観音モードを展開してラッシュをかける。

突如、ミグの周りに周りに金属片が出現して、俺の触手を防ぐが、防ぎきれずに貫かれる。

まあ、威力はだいぶ落とされたが…

触手はそのままミグに迫るが、ミグに触れた瞬間に弾かれる。


「んー、金精王の自動防御まで破るのかー。さすがにジオっち殺しただけあって雑魚じゃないんだねー。まあ、次元の帝の多次元結界はさすがに破れないみたいだけど。」


おい、嘘だろ?

今の攻撃は帝級スキルなしとは言え、俺の全力の攻撃だぞ。

だが、そんな俺の内心を知ってか知らずかミグは言う。


「まあ、たしかに強いけど、昔はお前ぐらいのヤツなんかゴロゴロいたよ。」


ん?おかしくねーか?

そんなヤツがゴロゴロいたら帝級スキル10個集めた神級スキル持ちが大量発生してるんじゃねーか?

俺の疑問を読み取ったのかミグは答える。

おそらく何かのスキルで、ある程度俺の考えが読めるのだろう。


「神託をもっていないあたし達には帝級スキルの譲渡は行われない。それでも神魔大戦中は頑張って、帝級スキルを3つは増やしたけれど、たぶんあたしが神級スキルを手に入れるのはもう無理。あたしのまともな経験値になる存在なんかもうこの世界にほとんど存在しない。あたしはここまでが限界だよ。けど今のお前ならまだ、確実に殺せるから安心して?」


新しい情報だな。

帝級スキルの譲渡はエリローズのおかげらしい。

まあ、感謝する気は全然ないけど、もらえるもんはもらっておこう。


というかまず、この状況を乗り切らない限り、俺に未来はない。

まだ、俺もミグも全力は出してないが、残している余力が全然違う。

これはマジでヤバイわ。



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