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第748話覚醒神たちの大戦10


エリローズが怒面と相対している頃…


ミグもまた喜面と哀面を相手に圧倒的な力を見せつけていた。


「キャハハハハっ、足りない…足りないよ?そんなチンケな攻撃で何がしたいのかなー?」


哀面の攻撃によりかすり傷を負ったミグのカウンターは哀面に深く突き刺さり、かなりの量の神格エネルギーがミグに流れ込む。

それはミグが先程負ったかすり傷などとは比べ物にならない…


「ぐっ…この化け物め…」


深手を負ってそう毒づく哀面にミグの追撃が迫るが、それを側面から妨害したのが喜面だ。


「ダメだよー?お前の相手はもうちょっと先なんだからさー?」


「ぐくっ…」


ミグの追撃を止める為に妨害した喜面は逆にミグの攻撃を受けてしまう…

防御したにも関わらず、ミグの一撃で少なくない量の神格エネルギーが持っていかれる。

だが、なんとか哀面が距離をとる時間は稼げた。

もっともそれはほんの僅かな延命にしかならないが…


「クソッ…喜面っ!!なんなんだよコイツはっ!?」


「わかりません…一つだけ言えるのはワテらの事を完全に舐めてるって事ですわー。アレが本気ならワテらはとっくに死んでますよ?」


喜面の言ってる事は事実だった。

ミグはゴッドバーストどころかまともに概念すら使っていない…

あげくに攻撃に込める神格エネルギーも適当…

完全に舐めてると言えるだろう…


「てかおかしいなー?さっき攻撃した時はスカッたのに今度はちゃんと効いたね?なんかカラクリがあるのかな?」


ミグの方は最初喜面に攻撃が通らなかった事を不思議に思っているようだ。


「概念、支配、天刃、炎舞」


喜面の神格エネルギーが込められた天刃や炎舞は支配の概念により、変則的な起動でミグを襲うが、ミグには気にした様子すらない…

直撃を受けても所詮はかすり傷…

ミグは躱す価値すらない…そう判断したのだった。


「もういいや。考えるのも疲れたし、全部吹き飛んじゃえ。ゴッドバーストっ!!」


ミグのゴッドバーストの嵐が喜面と哀面を襲う…

ミグのその攻撃方法は喜面を倒すことに関してはこれ以上ないほどの最適解だった。


喜面が今まで攻撃をすり抜け続けた理由…

それは喜面の本来の姿に関係する。

喜面の本来の姿は小さなトカゲのような姿をしていた。

元々喜面は生まれながらのオリジンゴッドではなく、サラマンダーから進化した魔物だ。

ただ操っている喜面の肉体にここぞという時だけ、神格エネルギーを込め、普段は喜面の体内を自由に動き回っていたのだ。


全てを吹き飛ばすゴッドバーストの嵐…

それが晴れた時には喜面と哀面の姿は存在しなかった。


「あれ?なんかわかんないまま倒しちゃったよ…結局なんだったんだろうね?」


「…狙ってじゃなくて感覚で最適解が出せるのがあんたの凄いところだよね。まあ説明するのめんどくさいしいいけどさ…。白神柱はそこで待機。さすがにこの先は足手まといって事はわかるよね?」


「………ああ」


キャリーメルはリーゼのその言葉に、少しの間のあと悔しそうにそう答えた。


「エリローズの方も少し前にパパと合流したみたいだし、リーゼ達も行こっか?」


リーゼとミグもラグアの元に向けて転移するのだった。

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