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第742話覚醒神たちの大戦4


オルメテウス陣営が喜面を繰り出した頃…


キャリーメルを筆頭にした白神柱の面々はオルメテウスの宇宙に破壊を撒き散らしながら進んでいた。


邪魔をしてくるのは、下級神から上級神ばかり…

拍子抜けである。

元々はラピロア配下の元神柱から選抜された白神柱はその全員がオリジンゴッド…

その中にはイグロシアル最高戦力上位勢や白神柱最強であるキャリーメルには及ばないまでも、イグロシアル最高戦力下位勢クラスの者は数体存在する…


そう彼らは決して弱いから温存していた訳ではない。

ただ作戦がラピロアに露呈するのを危惧したラグアが現在まで、作戦に使用しなかっただけなのだ。

そしてもちろん今回はその限りではない。


そんな彼らにとって有象無象の神々如きが相手になどなるはずはなかった。


「つまらん…天下の眠鬼の軍が聞いて呆れる…そう思わんか?キャリーメル?」


行手を阻む神々の軍勢を片手間に処理しながら、白光する男は言った。

その圧倒的な力もそうだが、何もしていない時でも宇宙空間に白い鈍い輝きを放つその存在は当然ながら普通ではない。


「セス…何度言えばわかる?キャリーメル様だ。私はお前に元神柱時代からずっと言い続けている」


キャリーメルにセスと呼ばれた存在…

白く発光する男は一切表情を変える事なく答える。


「キャリーメル、悪いがそれはできん。我が忠誠を誓うのはラピロア様…エルミナ様…さらには白天様のみだ。そして我が敬意を払うのは我より優れている者のみだ。理解したか?」


それは言外にセスがキャリーメルは自分よりも劣っていると言っているようなものだった。


「セス貴様…何を言っているのかわかっているのか?」


「無論だ。なら逆に聞くが、元神柱時代このように宣う我を一度でも力で屈服させられた事があったか?貴様が我より優れているのはその無駄に肥大化した神格エネルギーのみだ。我は何か間違っているか?」


白神柱の3…万光のセス…


元神柱時代たしかに序列はキャリーメルの方が上だった。

だが、セスの序列はキャリーメルのすぐ下だった。

セスの神格エネルギーがキャリーメルの半分以下にも関わらずだ。

それが何を意味するのか…

それはセスの実力が神格エネルギーで判断できない事の証明だった。


そしてその事実が白神柱となり、ラグアの配下となった今でも2人の関係を悪化させる事の要因となっていた。


そんな時だ。


「「!?っ」」


「話は後だ」


「そうだな」


キャリーメルとセスが同時に強大な存在が転移してくる気配を感じたのは…

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