表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
800/1167

第741話覚醒神たちの大戦3


〜オルメテウス支配下、拠点宇宙〜


俺達は全員揃って転移してきた。

転移にともない若干の抵抗はあったが、微々たるものだった。

たぶんオルメテウスはまだ神眠状態だな。

さすがにオルメテウスが起きてたら、核玉の神格エネルギー無しでは転移妨害は破れなかったはずだ。


とは言えここに集まっている連中は一筋縄ではいかない連中ばかりだ。

オルメテウスに喜鬼や鬼怒…

他にも2つ程ウチの上位勢に匹敵する気配を感じる。

さらにはそれよりはだいぶ劣るがウチの下位勢程度なら楽に倒せそうな連中が3体…

たぶんコイツらは束になれば、リーゼやミグは無理でもアナシスタあたりとはいい勝負になるかも知れない。

どうやら戦力を結集させてきたらしい。


それなら…


「発動、森羅万象。出ろ白神柱」


その言葉と共にキャリーメルを筆頭にした10柱の神々が整列…そして跪く…


「キャリーメル。今回はラピロア様との共闘だ。ゴミ共に誰が全宇宙の王かわからせてやれっ!!初仕事だ。思う存分暴れてこいっ!!」


「はっ、全ては白天様…そしてラピロア様の為…ゆくぞお前達っ!!」


キャリーメルの号令で白神柱は解き放たれる…




白神柱が解き放たれた頃…


「来たぞ。喜鬼。オルメテウス様の指示は?」


「オルメスの方針は和解だってさ?まあさっきからラピロアに神通を送ってるみたいだけど、妨害されてるみたい…完全に出来レースだね」


鬼怒の問いに喜鬼は答えた。


「ならどうする?もう白天は動き出したぞ?」


「いや、まだ本気じゃないね。喜面、出れる?殺さずに無力化して?」


喜鬼は傍らに控える自らと同じ邪悪なピエロの面を被った存在に言った。


「またまたー、喜鬼様も無茶な命令しますねー?見るからにアイツらただの雑魚じゃないでしょうに?」


「え?できるよね?喜鬼ちゃんは喜面はできる子だと思うんだけどなー?てかやってくれなきゃ困るからやって?」


「横暴ですわー。鬼怒様ー?助けて下さいー」


喜面のふざけた言葉を鬼怒は無視する。


そして一瞬の間の後、喜面は諦める。


「……………わかりましたよ。行けばいいんでしょ?行けば。負けても責任持てませんよー?あと死んで放置とかやめてくださいねー?ちゃんと生き返らせて下さいねー?喜鬼様ー?」


「はいはい、わかったわかった」


喜鬼はそう適当にあしらいながら喜面を送り出す。



喜面を見送った後…


「なあ?喜鬼。あれで本当にいいのか?」


鬼怒はついさっき見送った適当すぎる喜鬼の四面将…喜面を思いながら言った。


「大丈夫じゃない?てかあんなんでもアレは四面将最強なんだから、アレでダメなら喜鬼ちゃん達が出るしかないよ?」


「…そうだな」


喜鬼と鬼怒はそんなやりとりをするのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 合計800話おめでとうございます! これからも頑張ってください
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ