第6話おこぼれレベルアップ 2度目の進化
なんだこれは?
俺は、一気にレベルがMaxまで上がったのがわかった。
ちなみに、今回のレベルMaxは15だったみたいだ。
エリローズ 「あーメドコあのでっかいのに殺されちゃいましたね。あなたの体当たりのダメージが、一応戦闘貢献にみなされたみたいですよ。てかもう復讐できないですね。ざまあ(笑)」
コイツの態度も段々あからさまになってきやがるが、そんな事より、俺の体当たりなかなかよかったって事だな。
うん、そうゆう事にしておこう。
エリローズ 「………進化先を表示します。」
ツインアメーバ
2つの核を持つアメーバ、一方の核が破壊されてももう一方の核が残っていれば再生可能。
ただし核の再生には1時間かかる。
グレーターアメーバ
人類に対する危険度を表すランク、その基準にようやく乗ることのできたアメーバ、そのランクは最低のGランクしかし、ここまで辿りつけるアメーバは極わずか、一説には、邪神が絡んでると言われているが定かではない。
よし、ツインアメーバは完全に外れだ。
あのバカのおこぼれってのはムカつくが、俺は利用できるものは全て利用する。
最後に立ってたヤツが勝ちだ。
正義は勝つ。
当たり前だ。
勝てばそれが正義だ。
つまり死刑になった俺は、悪ってことになるがそんなのもはや関係ねえ。
今の俺が勝てばそれでいい。
俺はそんなことを考えながら、グレーターアメーバに進化する。
ぐああああっ
熱い熱い熱い熱い
前回の熱さの比じゃねえ。
これはやべえっ
俺死ぬんじゃねーか?
エリローズ 「急激な質量増加と急激なパワーアップにより、身体が悲鳴をあげてるだけです。筋肉痛みたいなもんです。死にやしませんよ。」
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬうぁぁぁぁ
はあっはあっ進化が終わった。
え?
これどういうこと?
やばすぎでしょ?
固有名 なし
種族 グレーターアメーバ(進化数2)ランクG
Level1
HP1250/1250
MP1070/1070
力1020
耐久1050
敏捷1400
通常スキル
土魔法Level3
固有スキル
神託
マナ吸収Level5
称号
転生者
突然変異
なんだよこれ、やべーよ。
マナ吸収はLevel5まで上がって1秒に20回復まで伸びたし、土魔法のレベルも上がって、新しい魔法を覚えたみたいだ。
何より異常なステータス、そして称号の突然変異、これならメドコどころかあの巨大魚も瞬殺じゃね?
もう死語かも知れないけど、一言で言うならマジパネエー。