第36話武力制圧
今、リアルてまボーリングに行って帰ってきてから書いています^_^
今日はもう少し執筆してから寝ようと思います^_^
王都までの道のりは、約半年。
長かったわー。
俺あと1カ月で5歳になっちゃうよ?
まあ、大軍を引き連れての行軍は、時間がかかるのは仕方がない。
まあいい、エルライド王国は俺への神様からの誕生日プレゼントだ。
もっとも、俺は神など信じてないが。
エリローズ 「呼びました?」
お前じゃねーよ。
王都の軍は数は多かったが、正直拍子抜けだった。
土精王の力で作り出した隕石の雨でほぼ壊滅。
運良く隕石が外れて無傷のものも、戦意喪失でとても戦える状態ではない。
俺のレベルも久々に53まで上がり、平均ステータスは、7億3000万を超える。
魔王順位も、表示は偽造王でごまかして15位のままだが、実際は13位まで上がっている。
これで、ようやく13魔王とか言う化け物集団に食い込めたわけだが、魔王ミュラ・ゾフィスのステータスを見た後では、素直に喜べない。
ちなみに、数が多すぎてめんどくさくて、俺が1人でやったので、セリーやライナー、ダレクス達は今回の戦いは、ほとんど何もしていない。
まあ、経験値が欲しかったしちょうどいいんだけどさ。
あとで、必要があるなら、エリスが戻ってきたら、いっしょに残党狩りでもさせるか。
まあ、この惨状なら、その必要もなさそうだけど。
にしても、エリスどこにいんのかな?
多分もう、ついてると思うんだけどなー。
半年もかかったし。
現在〜
俺の目の前には、全てを諦めたジジイ(元国王)が真っ白になって座っている。
「おい、どけよ?そこはもうお前の席じゃねー」
「うおっ」
ドンッ
俺は壁に向かってジジイ(元国王)をぶん投げた。
「さあっお前の席だ。この国の王はお前だ。座れっ」
アリエルはおずおずと座る。
アリエルも正式に王になったんだから、もっと堂々とすれば、いいのに。
「ジジイっお前は、俺といっしょに来い。これからアリエルに王座を譲る声明を発表してもらう。」
俺はひっくり返っている元国王を無理矢理起こした。
「あっその前に」
俺の触手がダレクスの心臓を貫いた。
「ゴフッなっなんで?」
「俺は恨みは忘れない。お前に生贄を止められた3カ月間はマジで気が狂いそうだった。先に約束を破ったのはお前だ。お前は俺をナメすぎた。それに、アリエルが王になった今、お前はもう用済みだ。理由は以上。これでお前の質問に対する説明にはなっただろう?」
「グフッ」
ダレクスの目から光が消え、床に倒れる。
「ライナー、片付けておけ。セリーはこのジジイについて、声明を発表させろ。」
「「はっ」」
その時、部屋にノックの音が響く。
「入れ」
俺は短く告げる。
「ラグア様、任務完了いたしました。」
エリスだった。
俺は答える。
「ご苦労。お前はこれから忙しくなるから、今は少し休め」
「はっ」
そう言ってエリスは下がる。
これからエリスには、太閤として政治の実権を握らせる。
今は特にすることもないので、下がらせた。
にしても13魔王がいなかったら、もっと早くこうなったのに、世の中うまくいかねーわ。
俺はお飾りの国王と、セリーに引きづられるジジイを見ながらそんな事を思う。




